また歯の俳句
みなさん、こんにちは。
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の小口 哲也です。
徐々に寒さが厳しくなってまいりました。お体にお気をつけ下さい。
さて、歯に関する俳句で、今回は信州が生んだ偉大なる俳人、小林一茶のものを紹介します。
「かくれ家や 歯のない口で 福は内」
なんと50歳前に全ての歯を失ってしまったらしいです。
重度の歯周病だったのでしょうか?
今だったら早めに歯医者さんに行けば何とかなったと思わずにはいられません。
「歯ぎしみの 拍子ともなり きりぎりす」
歯があったときはキリギリスの鳴き声のような歯ぎしりができたようです。なのに・・・
「歯が抜けて あなた頼むも あもあみだ」
歯が抜けていくのはやっぱりショックですね。仏に頼ろうと南無阿弥陀仏と言おうとしたところ、あもあみだとしか言えなかったというユーモラスな句です。
生涯二万句を詠んだと言われてますから、まだまだあるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。