かもしか通信

院長日記

松下幸之助氏に学ぶ


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医院、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

 木枯らしと共に道路上を転がる枯葉の音が秋の深まりを示しています。

 11月3日、4日の連休は好天気でこの辺りは紅葉が真盛りとなり美しい情景を楽しむ人が多く、賑わいを各地で感じました。

 新しいスタートとして気分新たにと思い、手にした本は松下幸之助さんの書かれたものです。その珠玉の言葉の中から改めて自分を見直すことができます。
 「人間として何が一番尊いことか、それは知識でも立身出世でも、お金でもなく“いかに徳が備わっているか”なのではないか」
 この考え方には共感できますし、鴨居歯科医院が人財に求めていることは、「学・術・道・業」を持ち合わせたバランスある人間になることですが、特に“道”を重視しています。道は徳に通じることです。

 更に常に「素直な心」というキーワードに触れています。自分を見直すのに「素直」であるか、常に胸に手を当てこれからも進んでいきたいと受け入れました。

 「心の持ち方、考え方で短所は長所となり、不幸は幸福になる。自分の境遇を生かすことができる」とも述べていますがその通りですね。

 松下幸之助さんは家庭の事情で小学校を中退し大阪の商店で奉公するようになり身体も決して丈夫な人ではありませんでした。普通の人であれば自分の境遇を恨み挫けるところですが、それをプラスに変えて「経営の神様」といわれる人物になったのです。

  「ぼくは学問をしていません。それで仕事をしていくのには学問のある人を使わなくてはなりませんが、自分に学問が無いから、そういう人を非常に尊敬する。早く言うとうちの社員は全部個人的に僕より偉く見える。だから自然みなの意見に耳を傾ける。それで衆知が集まって経営がうまくいった。それが一つ、もう一つは、ぼくは若いころから体が弱かった。それでどうしても人に頼り、仕事を任せてやってもらうようになる。それも思い切って任せるから、みなの持ち味を生かしてどんどん仕事をやってくれる、それで会社がここまで発展してきたのですよ。」

 松下幸之助さん以上に学問を学んで来たつもり、身も松下幸之助さんより強いつもりであってもこの差は何か、もう一度反省し真似すべく努力をしていきます。
 心新たな日々を楽しみましょう。
 すばらしい言葉の出会いに感謝しています。
 ありがとう。

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