早期発見が治癒率を高める
みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師 青柳恵子です。
現在、日本には700万人の糖尿病患者さんがおります。検査を受けていない方と、検査値が境界にある予備軍を含めると2000万人が危険にさらされています。
糖尿病が恐れられるのは、重篤な合併症が起きやすいからです。細かい血管が集まっている眼や腎臓は障害を受けやすく、腎臓の機能が低下して透析が必要になったり、目の網膜が破れて失明したりします。また、心筋梗塞や脳梗塞などの病気も起きやすくなります。
血液中のブドウ糖が適正範囲を超えて上昇した状態が、慢性的に持続する事によって起こる病気が糖尿病です。
多くは、成人になってから肥満やアルコール、ストレスなどの生活習慣の誘因が加わって発症します。
歯周病も同じく、成人期に生活習慣に関連して進行します。年齢や健康指導が治療の鍵になる点で、歯周病と糖尿病はとても類似しています。
これらの病気は早期に発見されれば治癒率が高まるので、以前 米誌Journal of Proteome Research に掲載されていた『がんや心疾患、糖尿病の診断に唾液利用が可能』の市販化実現に期待したいです。
最後までお読みいただき有難うございます。