ホスピタリティー
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
日毎に空きが深まり、朝晩は冷え込みが感じられ暖房が必要だと思えるようになってきました。曇り空となると太陽の恩恵を身にしみて感じています。
朝のウォーキングも日に日に家を出るのが遅くなり5時過ぎに出ても、まだ暗く山道を歩くので最近、今年は熊が多く出るとのニュースがあり少し心配しながら行きますが、不安より新鮮な空気から得られるエネルギーによって元気を得られるので欠かすことはできません。
昨日10月21日(木)少し早めに仕事を上がらせて頂き、妻と共に松本大学に行きました。
高速を利用しましたら予測より早く到着し、松本大学のキャンパスを見ながら、校内の掲示物等を読んだりし学生たちの若いパワーに接することが出来ました。
この日から「平城22年度観光ホスピタリティーカレッジ(一般コース)が開講し、オリエンテーションと開講式が行われ参加しました。毎週木曜日、16回に渡ってカリキュラムが組まれ第1講は高野登氏の「長野県のおもてなし」というテーマで始まりました。
高野登講師は人気の有る著名人ですので、知っている人が多いと思いますが、長野県戸隠生まれでアメリカに渡りホテル業界に就職し、リッツカールトン・サンフランシスコはじめ日本ではリッツカールトン大阪、リッツカールトン東京の開業をサポートし立ちあげています。
「サービスを超える瞬間」「ホスピタリティーノート」等の著書もあり、企業の活性化、人材育成に“ホスピタリティーノ伝導師”として全国を講演しています。
昨年の長野市市長選挙に懇願され出場して1ヵ月の選挙準備期間で有りながら、僅かな差で惜敗し話題にもなりました。
松本大学には友だちがいる関係で何回か話されているとの事ですがやはり、話された濃い内容と感動ある講演に90分という時間が短く感じられました。
IT社会になって、いろんな恩恵も得られていますが、東京に住んでいると“無縁社会”を感じると言われ、これからの社会はホスピタリティーのある社会が求められ、必要ではないかと主張されました。
“ホスピタリティー”には「客を親切にもてなすこと、またもてなす気持ち」と一般的には理解されていますが、高野氏は「自分の生き方そのもの」を言うと定義しています。
更に「相手の心に自分の心をそえて対話する事」とも表現し、サービスと違って手段ではない心のありようをいい、感性を磨き小さな事に気づく事が大切だと言われました。
病院を「ホスピタル」というのも、患者さんを親切にもてなし世話をする所という意義が込められいる事は確かです。
損得、勝ち負けを主に自己満足、自己主張をするのではなく、相手の方に「あなたに出会えて良かった!!」と言われるような人に成る事が大切であるとも言われ、同感しました。
そこには良き出会いが大切であり、人の良いところを見て真似をして行く事、小さな感動を与えられたり与えるぬくもりある社会にみんなで心一つにして創り上げて行く事が必要であると知り、その第一歩としての気付きを与えられました。
鴨居歯科医院もホスピタリティーをしっかりマスターして患者さんの為に診療をして行きます。
素晴らしい感動的な講演に感謝しています。ありがとうございました。
今日のS―UPは塩尻中学校から3人の男子生徒が職場体験という事で参加されました。
「エゴグラム」・・・増田・小澤技工士
「なぜムシ歯に成るのか」・・・牟田先生
「自己紹介」・・・山本梨絵マネージャー
「マラソン報告」・・・順子先生
の4題が発表されました。
職場体験の皆さんに判り易く、興味のある内容でそれぞれ発表されて有意義な時間となりました。担当の皆さんに感謝しています。ありがとう。
その後職場体験の生徒さんたちは、それぞれ院内を見学したり、歯科医院の役割・職種について講義を受けたり、ブラッシング指導、歯科技工士体験を少々して、短時間でしたが社会生活の体験をしたのではないかと思います。
担当して下さった秋山GM、三原さんはじめ多くのスタッフの皆さんの協力に感謝しています。ありがとう。
これも一つのホスピタリティーでしたね。