熱気高まる
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
梅雨明けとともに全国各地が厳しい猛暑で水の事故、熱中症等の報道がされています。
信州は日中かなり熱く30度を超えますが、朝夕は涼しい風が頬を撫で他の地域とは違った快適さを味わう事ができます。
7月18日、朝一番の電車に乗る時は塩尻駅の構内ではそれ程暑さを感じませんでした。車内もクーラーが効いていて、快適な空間であり、岡谷から小口技工士さんが乗り、新宿迄は話に花が咲きアッという間に付きました。
電車から降りるとムッとした熱気が身体を覆いましたが又すぐに乗り替え電車に乗ると涼しく、品川まで暑さを感じません。
品川から研修会場となった品川グランドホール迄、駅から直通のモールを歩いていますと、汗が吹き出します。しかし、会場に入ると又涼しく外と内との温度差に戸惑いました。
今回は7月18日、19日両日に渡ってATDジャパンが開催した「ジルコニア革命セミナー」に小口技工士さんと出席しました。
会場には全国から300名を越える歯科医師、歯科技工士さんはじめスタッフの皆さんが参加して熱気がムンムンしていました。
場内はクーラーが良く効いていて上着着用で丁度良い位で贅沢な時間と空間を味わい、素晴らしい講演に熱くなりました。
今回は主催者の田中朝見先生をはじめ、CAD/CAMを実際に用いて臨床をしている国内、外の著名な先生方のお話を聴く事が出来ました。
材料のジルコニアは日本の東ソー㈱が世界のマーケットの80%を占めているのですが、日本ではまだまだ認知されていない材料であり歯科臨床応用はこれからです。
ドイツのマイスター、ドクター、アメリカの開業医、日本での技工所代表者とバラエティーに富んだ講師陣で豊富な資料と臨床例を見せて頂きました。
“セラミックスチール”と表現されるジルコニアはこれからの歯科界にドンドン応用せれると予想され、世界ではジルコニア用いて作成する歯科用CAD/CAMの製品が200を超えるという話に衝撃を受けました。
今回展示されていたCAD/CAMマシーンはコンパクトな物ばかりで、かなりの性能を持ってコストもかなり低くなっていました。これからいろんなメーカーが競争で新製品を発展する分野だと思っています。
外の熱気だけでなく、内の熱気が高まっていました。現時点では今迄デンタルショーなどで見てきたものの中では一番すぐれているという感じは受けました。旧知の田中社長も太鼓判を押していましたが、皆さんと検討してみるべきシステムだと思っています。
学んできた事を整理し、今日から臨床応用に活用して行きたいと思っています。いろいろと学ばせて頂き、新しい方向性を示して頂き、感謝しています。ありがとう。