シンガポール視察研修旅行
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
衣替えの日になり、今迄とは違った夏の服装で仕事をするようになりました。
5月27日(木)は4月に後戻りし肌寒い日でしたが、一足早く夏用の半袖、ズボンを身につけ上着を着てもまだ寒く感じながら、まず名古屋に向かい、新大阪関西空港へと向かいました。
初めての関西空港なので、時間も様子も判りませんでしたが便利な世の中になり、インターネットで発着駅を入れると、細かく明示してくれます。
乗り換え駅から乗車時間、料金まで、宿泊するホテルの地図も即出してくれます。
大阪地区は塩尻よりも暖かいと予想して行きましたが、思いのほかこの地も冷え込んでいました。
ここに来たのはシンガポールに於いてDr.PaterTayの特別セミナーを開催するという韓国Ye歯科企画者の坂本さんから連絡を受けて参加する為に前泊したです。
Dr.PaterTayは韓国Ye歯科の朴院長がメンターとしている人であり、昨年Ye歯科主催のセミナーでも一度お会いしているので、是非参加しお話をお聴きしたいと一年前から思っていました。
5月28日、関西空港に9時集合の時間に合わせ参加メンバーと顔合わせをしました。顔見知りのハーモニック槙田専務他全員で7名と少人数の参加でしたので、すぐに顔と名前を覚え親しくなり、添乗員の方と共に初めて訪れるシンガポールに時間どうり着きました。
着くとやはり32℃という気温と湿度85%という南国の地は風景も異なる異国情緒タップリの趣であり、特に街並みがきれいで緑豊かに整然となっていました。
6時間30分の飛行時間でしたが、ホテルに着いたのは夕方で1時間の時差がありましたので、皆さんと共にホテルにチェックインして一休みして食事に出掛け美味しいシンガポール独特の料理を楽しみ、更に周遊船に乗ってネオン彩やな川べりに立つビルと家並みの夜景も楽しみました。
ネオンの輝きにも活気を感じましたが、それ以上に、街中を歩いている人が多い事とほとんどの人が若者であり、年配者はほとんど見掛ける事がありませんでした。
昼間の時間は暑いので夜になると人が出てきて、夜3時まで毎晩のように多くの人で賑わっているというのです。治安も良くゴミも少ない繁華街に様々な顔をした人種の人が行き来し、エネルギーに満ち満ちしていました。
5月29日は8時30分に集合し、ラッフルズホテルにてTay先生と待ち合わせたのでそこで久し振りに再会出来ました。顔は覚えていて下さり「OH! My friend!」と親しく握手を」交わしましたが、大きな身体でエネルギッシュな姿は相変わらずでした。
Tay先生の紹介でホテルに隣接しているシンガポールで有名なラッフルズホスピタルの見学が出来ました。
案内して下さいましたのはインドネシアとミャンマーから来たという病院管理の人でした。国際化している病院の中で進んだ病院システムを学びに来ている2人だと思います。
病院内は特有な臭いもなく、整理整頓され清潔なイメージで統一され、スタッフの皆さんも生き生きと活動していました。
ラッフルズホスピタルを見学し、PaterTay先生いるT-32デンタルセンターにバスで移動しました。ついたところは白亜の殿堂という感じの17階のCAMDEN Medical Center One Orchard Buildingで、その最上階にオフィスを構えていました。パンフレット、インターネットで予想はしていましたが、予想をはるかに超えた院内でした。12台のチェアーと4台の手術室が円形の床の特徴を生かして設計されて、個室はガラスを用いて仕切っていて
優れたデザイン性に感激しました。
室内はどこも清潔になっていて、歯科医院特有の臭い排除され、アロマの香りで満ちていました。スタッフの皆さんも生き生きと働いて、フレンドリーに声を掛けて頂き親しみを感じました。
所々に飾ってある絵や置物は超一流のもので、ミニ美術館という作品ばかりでした。講義を受けたセミナールームは50名位は聴講できる部屋で、設備もしっかりしていて少人数で聴くにはもったいないような状況でした。
先生は今迄の体験の40年以上の臨床体験の中から、これからの皆さんに得た技術、知識、哲学、経営をこれからの世代に引き継いでもらいたいので、ブリッジの役割をするのだというコンセプトを持って話をされました。
特にこれからの成功し、幸せになる歯科医院体制を成功させる8つのステップについてまとめられた事を発表されました。
さすが、ここまで成功される先生の考え方、行動は並はずれていますし、しっかりとした理念を持って取り組んでいる事が判り、大変刺激になりました。
参加者一同感動し、更に場所を変えてアメリカンクラブで食事を取りながら歓談する時間まで設営して頂き、有意義な意見交換をする事が出来ました。質問に対してもきめ細かく答えて頂き、具体的な方法は早速取り入れて行きたいと思ってます。
聴講生として中国から来られた女性歯科医もおられアメリカで勉強してきたという事で、Tay先生の英語講義も熱心に学んでいました。
これからはアジアの発展が著しいだろうと予測されていますが、その現状を目の当たりに見ると、アジアンパワーはすごいと肌に伝わって来ました。
5月30日はマレーシアのジョホールバールに1kmの橋を渡れば入国する事が出来るので観光して来ました。
シンガポールは昔、マレーシアの一つの州であった所が独立した国なので人口形態は70%の中国人が占めていますが、マレーシアは中国人は10%位でマレーシア人が住み、言葉、宗教も異なっていますので随分と趣が違い、食事の味も異なっていました。
この地区の発展ぶりもすさまじく、すごいエネルギーとパワーを感じ取れました。
5月31日の夜中午前1時シンガポール発の飛行機に乗って関西空港に着き、手続きを終えて電車に乗り継ぎ、午後2時には塩尻に着きました。近い距離はありませんが、それ程遠い国でもない所で異文化と接し、たくましい人々に接して改めてパワーを頂いて仕事を始めています。
多くの人にお世話になりました。Tay先生、企画して下さったYe歯科の坂本さん、それに楽しい旅を用意して下さった旅行者添乗員さん、現地の案内ガイドさん、通訳さん等々に感謝しています。
それに共に学んだ皆さん、留守中しっかり安心して研修旅行が出来たスタッフの皆さん、家族に感謝しています。ありがとう。