14年目
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・鴨居インプラント審美サロン歯科技工士の秋山單です。
早いもので私が鴨居歯科医院にお世話になって、丸13年が過ぎようとしています。
先日、4月から一緒に働く歯科衛生士の中野さんの入社手続きをしながら、社会人1年目として、お世話になった日の事を思い出していました。
私が入社した年は、ドクター2名、衛生士1名、技工士2名が一緒にお世話になりました。当時のスタッフは、ドクター3名、衛生士3名、技工士2名、マネージャーが2名でした。
現在はその時のメンバーはそれぞれに御開業されたり、御結婚されたりと誰も残っていませんが、先輩方お一人お一人の顔が思い出され、今でも「同じ年の桜だ」などと言って仲良くして下さる先生もいらっしゃいます。
この13年間で鴨居歯科医院はハードとソフトの両面で大きく変化し、私自身も技工という模型上だけの仕事を越え、現在では患者さんとお話をしてコミュニケーションを取らせて頂く技工スタイルに変化してきました。
入社当時は技工士は模型上だけで仕事をするのだと思っていましたが、実際に患者さんの口腔内で機能する物なので、患者さんの希望、不安を自分の耳で聴き、目で確かめる事でその人にとって一番ベストな状態を提供できるのだと実感する事が多くなりました。
私にとっては「本当に調子がいいわ。」「嬉しい!」「ありがとう。」との患者さんからの声が聞こえる度に、その裏側にある患者さんのライフスタイルのお手伝いが出来ていれば、それが何よりの宝物です。
鴨居歯科医院にお世話になって、スタッフはもちろんですが多くの患者さんとの素敵な出会いがあります。院長先生が「技工士さんも積極的に患者さんの前に出たほうがいい。」と入社した時からおっしゃっていましたが、そのお陰で現在のスタイルを創ってくる事が出来ました。いつも先を見て、私達を引っ張ってくれる院長先生には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
4月1日からは3名の新人のスタッフが加わり、14年前の同じ日の2倍の人数になります。また新しいスタイルで、多くの患者さんに感動を提供できるように頑張りたいと思います。