歯科医師臨床研修
みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
「歳月、人を待たず」と言われますが、時の流れを早く感じています。
2009年も残すところ3ヶ月となり3/4が、矢の如く過ぎてしまいました。
10月は気候も良く、食べ物も沢山あり美味しく、スポーツにハイキングに良い季節です。
秋の日は釣瓶落としとも言われ、夜長を楽しみ読書も楽しめる月でもあります。秋刀魚を食べながら、つまみにきのこ類を並べ、「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒は、静かに飲むべかりけり」と楽しい夜一刻を過ごすのも良いですね。
10月1日から、新人臨床研修歯科医師 大瀧真太郎先生が鴨居歯科医院に東京医科歯科大学から赴任して来ました。
数ある研修施設の中で選ばれたことは大変光栄であり、責任を感じています。
卒直後の歯科医師臨床研修は昭和62年度から始まり、大学附属病院で実施され、平成9年より歯科医師法により必要な基本的な歯科医療技術の習得を目的として、歯科医師免許取得後に1年以上の臨床研修を行うように定められました。
更に平成18年以降は必修化され、臨床研修を終了しなければ病院、診療所の開設ができないことになりました。
大瀧先生は、4月から9月まで東京医科歯科大学の歯学部附属病院にて研修を受けてきていますから、大学病院と一般個人病院との違いを知ることができると思います。
歯科医師の90%以上は、将来開業医になることが多いので、開業医の診療スタイルを知って頂けるように、鴨居歯科医院の4人の臨床指導医が協力して6ヶ月の研修期間を有意義に過ごせるようにしていきたいと思っています。
一日目は緊張して大変疲れたことと思います。
鴨居歯科医院は、平成16年から歯科医師臨床研修施設に指定され、今までも多くの臨床研修歯科医師を受け入れてきましたので、ある程度知識も経験もありますが、新たなる気持ちで対応していきたいと考えています。
幸いにも1年前に臨床研修歯科医師を体験してきた堀先生が、9月1日から鴨居歯科医院に勤務し、智子先生も週末にお手伝いをして頂いておりますので、同じ年代で刺激し合って向上していってほしいと願っています。
今年からまず、受付の体験をして頂くようにしました。
個人歯科医院の受付の重要さを知り、患者さんとの出会いをどのように対応するか、更にコミュニケーション能力を高めることを目的に試みています。
歯科医師の資格を得て、これからどのような社会貢献をしていくのか、歯科医師としてどんな夢や志をもって人生を考えるか、人としての生き方をもお互い切磋琢磨しながら一日一日を大切にして学びたいと思っています。いろいろ考える機会、見直す機会を与えて頂き感謝しています。ありがとう。