かもしか通信

院長日記

パタ一ン   


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

8月23日(日)は二十四節気の「処暑」、暑さが峠を越えて後退し始めると言われています。
真にその通りで、朝夕は暑さを感じません。
いつもの朝のウォ-キングが少し遅れ、家を出て墓参りが済み展望台に立つと、丁度日の出であった5時45分。久しぶりに神々しい輝きを見て、林間のすがすがしい新鮮な空気を胸一杯に吸って自然の英気を頂きました。

何千年かの歴史の中で、自然の移り変わりを見事に言い表している「二十四節気」「七十二候」というのは先人の英知と経験則によるパタ-ン化したものですね。

生活の中でも人生でも多くの先人は、こうした原則を残しています。

吾十有五而志於學 三十而立 四十而不惑 五十而知天命 六十而耳順 七十而從心所欲 不踰矩

孔子の言葉中の『吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑はず。五十にして天命を知る。六十にして耳順ふ。七十にして心の欲する所に従いて、矩(のり)を踰(こ)えず。』 は有名な句です。

一つの人生指針となっています。
その年代になってみると納得する内容なので、3000年に渡って多くの人に支持されてきたのでしょう。
こうした先哲の残した名言は、不変の人間心理と生き様をパタ-ンとして示しているように思います。

先日も神田昌典氏の著した「成功者の告白」という本を読みました。実に面白く今は女房が読んでいますが、一読をお勧めします。

一つの会社を起業すると、導入期→成長期→成熟期→衰退期のパタ-ンをとり、その平均寿命は30年とも言われ、最近では15年とも言われています。
このパタ-ンは80%の中小企業が通る道だと言われています。
神田氏は何千人もの経営者と接し、コンサルタントをしてきてビジネスの成長と家庭の中で起こる出来事が見事にパタ-ン化されているというのです。

第一段階: 成功に向かって一歩を踏み出しはじめる。この時期は仕事は辛く家庭は円満。
第二段階: 成功に向かって見事離陸。この時期は仕事は好調、家庭で歪みが出始める。歪は家庭の一番弱いところ、とりわけ子供を通じて現われ始める。
第三段階: 成功の最終目標への分かれ目。この時期は仕事は好調だが、人間関係で問題が勃発。家庭はお互い期待しないことでバランスを取る諦めムード。
第四段階: 仕事と家庭のバランスの回復。仕事においては人を指導する立場への脱皮。家庭においては主導権争いから相互依存への進歩。

このように数多くの観察から得られたパタ-ンは、自分の歩んできた道程を振り返ると神田氏に共感することが多くあります。

鴨居歯科医院は37年経過し、成長期は過ぎ、成熟期だと思っています。
衰退しないように維持し、更に目標をもってできれば発展したいと、スタッフ一同で頑張っています。
家庭は第四段階に入ったのかとも感じています。
いろいろな気づきを頂いて感謝します。ありがとう。

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