かもしか通信

院長日記

2月木曜会&手術を受けて   


みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

温暖化現象と感じる日々が続き、一年で一番寒い信州の2月に雪が雨となり、春一番の風が吹き、地には緑が目につきます。
2月も残すところ1日となり、季節の変化と時の流れの早さを感じています。

26日(木)恒例の木曜会が開催されました。今回はまず㈱モリタさんによる「CEREC」の解説紹介が行われました。
CERECは、歯科界のCAD・CAM製作において実績があり、コンパクトで医院内でも操作ができて、その日にインレ-、クラウンが装着でき、材質もセラミックなので患者さんも喜ぶという代物です。
伊佐津先生が導入して1年以上経過し、かなり評価の高い機械です。今回は実物はなくDVD及びセ-ルスの説明でしたが、会員一同かなり興味をもちました。モリタさんありがとう。

会員発表は、窪田先生による「臨床のリカバリ-ショット」という内容で多くの症例を提示して、日頃遭遇する困ったケ-スに先生自身が対応してきた解決方法を説明されました。
いつも発表毎に刺激を与えて下さる勉強家の窪田先生の対応には感心することばかりで、参加した先生方も得るものが多かったと思われます。
「困難な廷出・再植・残根支台・病的移動への対応」などは、実に興味のある発表でした。今後のご活躍とご指導を願うものです。
コメントに「大変な思いをしても、リカバリ-ショットがうまくクリ-ンにのった時には開業医のささやかな喜びを感じることができます。」とありますが、プロフェッショナルのプロ意識の一端を伺うことができます。ありがとうございました。

仲間であれば、本音になって聞くことができます。参加すれば必ず得ることが多い木曜会。輝いている先生方の顔を見て、エネルギ-を得られるのも喜びとなります。
30年続く木曜会、今後も楽しみに参加したいと思っています。

話は変わりますが、24日(火)に白内障の手術を東京医科歯科大学病院で受けてきました。
執刀医は長男で、かなりプレッシャ-はあったと思いますが、10分もかからない短時間で終わり、日帰り手術で帰って来ました。
手術ともなれば、麻酔も痛いだろうと思っていましたが、点眼薬のような感じで麻酔され、全然痛みもなく手術室に入りました。
手術衣に着替えて多くの器械が設置されているのは目につきましたが、覆布にて左眼だけ出して手術は始まりました。
手術中も全然痛くなく、話し声と吸引機の音が聞こえ、意識も全く失わず、日常の状態でした。

「うまくいったよ」という声を聞き、覆布がはずされ、眼帯をつけられましたが、着替えて後は会計するだけの状態で待合室で待ちました。
麻酔が切れれば痛くなるかなと思っていましたが、全然痛まず、長女も東京医科歯科大学の歯学部で研修医として臨床研修を受けていたので昼食を共にし、午後ももう一度長男に術後の確認をして頂き、そのまま電車にて帰ることができました。

翌日は、松本歯科大学の眼科にて処置後の経過を診て頂きましたが順調で、眼帯をはずすと本当に視野が広がり良く見えることができました。
日に日にというように1時間ごとに回復しているという実感があり、翌日から正常に仕事ができてビックリしています。

白内障手術は以前でしたら入院しなくてはならない処置でしたが、今は日帰りでできて疼痛もなく技術の進歩に驚いています。

親としては、子供に手術をしてもらうことは嬉しいのですが、子供にとってはかなり神経を使う行為だったと思います。
無事成功してお互いに喜び、親子の情が一段と深まったと感じています。
親孝行息子に感謝しています。ありがとう。

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