かもしか通信

院長日記

日本発見   


みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

「日脚伸ぶ」と言われるように、一日一日と日照時間が伸びて、春が近づいて来ていると感じ、朝日の光も輝きが一段と強くなっています。
四季の変化は、変わりのない周期で繰り返されていますが、温暖化現象で世界各地は異常な現象が起きていることが報道されています。
日本人は農耕民族と言われ、多くの人は生まれた土地で成長して、生活を営みながら、その土地の文化・風習を創って伝統として残してきています。

それぞれの土地に風土があり、地方文化も異なりよその土地に行くと、珍しく楽しい事に出会います。
日本国土は世界地図でみると、島国で小さく見えますが、それでも訪れたことのない土地がいっぱいあることに気付きます。
最近はいろんなテレビ報道番組や地方紹介番組、記事によって紹介され良く判ります。
世界に目を向けると195ヵ国あると言われる中で、どのくらい訪れたことがあるだろうか、これからどのくらい行ってみることができるであろうか、本当に未知の世界は限りなく広いと言えます。

2月8日(日)にロータリ-クラブのIMという行事があり、塩尻RC主催ということで参列しました。多くの知人・友人との再会は楽しいものです。
このセレモニ-の中で、講演会があり、テ-マが「シルヴィ―が視た日本・信州」というもので、実に興味深い考えさせられた内容でした。

講師のシルヴィ―・ジャコさんはフランス人で、日本で暮らして20年経つとのことですが、流暢な日本語でよどみなく話をされますが、日本語能力検定試験一級を取得しているということも納得しました。
リヨン国立大学で日本文学を専攻して、卒業後東京で日本語を学び、長野県国際交流員として長野県に来て、現在は戸隠で生活している方です。

日本に興味をもったのは、11歳の時住んでいた村で日本を紹介したご夫婦の話と写真を見て、是非行ってみたいと感じたのだと言います。
その時の情景は後で考えると東北地方の雪深い農村地帯の様子だったということです。

外国では日本と言えば、東京・京都・広島・長崎というところを多く紹介されますが、なぜか自然が豊かで素朴な田舎の伝統行事、その地方の伝統技術、文化に非常に興味があり、田舎の人、おじいちゃんおばあちゃんに接すると暖かい日本人の素朴な感情・感性に心が洗われるといわれます。

日本人として、視点を変えて見た外国人の日本発見に何か驚きと反省を感じました。
文化として一番大切なのは、「生きている文化」だとの言葉は重さを感じます。
「シルビーの日本発見]を是非読んで見て下さい。いろんな気付きが得られます。

鴨居歯科医院のスタッフ勉強会の中で、日本の伝統・習慣・文化をまなぶ時間をとってありますが、更に日本の良さを発見して後世に残していく努力をしていきましょう。
いろいろな気付きを頂き、本当に感謝しています。ありがとう。

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