Word of the year
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市
鴨居歯科医院・鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の片原 治です。
昨年は良くも悪くも変化の多かった年であり、日本では世相を表す漢字として「変」が選ばれたのは、ご存知だと思います。政治においては、日本の首相の交代、アメリカのオバマ次期大統領の「change(変革)」。経済においては、世界的な金融情勢の変動、株価暴落や円高ドル安などの大幅変動を象徴としています。
一方、アメリカではAmerican Dialect Societyによると、Word of the year2008で1位に「bailout(救済措置、救済策)」が選ばれました。予想外ですが、昨年後半には「Financial bailout(金融救済策)」や「Automakers bailout(自動車業界救済策)」のようによく目にした単語なので、選ばれたのは順当と言うべきか、残念と言うべきか。 一昨年は、100年に一度と言われている金融危機の発端となったあの「サブプライムローン問題」の「subprime(低所得者)」が選ばれました。1位にはなりませんでしたが候補に挙がったものはアメリカ大統領選挙関連の単語・表現が目立ち、「Obama-nation、Obamination、Obamamania」のようなObamaを使った種々の造語やchangeでした。また、アメリカの著名な辞書出版社Merriam-Webster 社も Word of the Year を毎年選定しており、こちらも1位はやはり 「bailout」 でした。
さて、いよいよ1月20日にはオバマ次期大統領の就任式です。アメリカ国内だけでなく世界経済の舵取りを任されたと言っても過言ではありませんが、世界中から期待が大きいと思います。今年こそは「変」と言う字がプラスに変わるような明るい社会を期待したいものです。