かもしか通信

院長日記

シカゴ学会参加報告


みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院・鴨居インプラント  審美サロン院長の鴨居弘樹です。

4月23日(水)シカゴ学会参加のため塩尻を出発。11時のあずさに乗り、新宿で乗り換え成田に向かう。成田までは、新宿から成田エクスプレスに乗れるようになって道中がかなり楽になった。3時30分頃には集合場所に到着。集合までは1時間の余裕があった。荷物も空港に宅急便で届いており、空の旅も楽になったものである。

今回は3iインプラントの設立20周年記念式典を兼ねた学会ということで、シカゴで開催され、世界33ヶ国2000人を超える参加者があり、日本からも100人近くが参加するという。

5月の連休前であり多くの日本人歯科医師は二の足を踏んで、参加を見合わせた人も多かったようだ。
私も参加に迷ったがワイフに相談するとすんなりOKが出た。

1999年の9月に参加したことがあり、楽しい思い出となっている。その時はフロリダであった。

日本とカナダの時差は14時間。飛行時間も13時間とかなり長い旅である。ビジネスクラスはエコノミ-席よりゆったりはしているが、それでも身動きが少ない状態はキツイ。着いてからの時差ボケを考えて現地時間にただちに変える。夕方6時出発はカナダでは夜中2時。すぐ目を覚ます時間になる。・・・合わせようがない。

無事、時間通りにカナダ国際空港に着く。34名の成田からの参加者がいたが、大半の人の荷物が1時間待っても出てこない。トラブルがあったようだ。やむを得ずそのままホテルに直行。初日から思わぬ出来事のスタ-ト。
部屋に入ってすぐに10人の先生方と共に食事に出る。有名なスペアリブ、ロブスタ-は皆でワイワイガヤガヤ言いながらほおばり、席一杯の人達と共に小さなパ-ティとなる。

翌日は、午後まで自由な時間があったので、ガイドさんとカナダの街を散策する。大火の後街づくりをするため、石の建物に変えられた多くの有名な建築家による特色ある高層ビルが林立している。一時は世界一高いと言われたシア-ズタワ-にてシカゴを一望する。800万人が住むという街は、盤の目のように道路が整備され実に美しい。
世界三大美術館と云われるシカゴ美術館の中に入ると、ピカソ・ゴ-ギャン・モジリア-ニ等々、有名画家の作品が数知れず展示され、3日通っても見きれないというガイドさんの案内に、主たる作品のみを観る。目の保養となった。

夜はレセプションがあり、お酒と食べ物が多く出され、飲んで食べる。参加者も多く会場いっぱい(500名以上か)。

この日は歩き疲れもあって良く眠れる。
時差ボケも軽く2日間の学会に参加。同時通訳も用意され、著名な先生方の講演を聴く。実に見事な設営で、2000人の参加者に迫力ある画面とスピ-カ-の音声がとどき、どこの席でも判り易く聴講できる。

昼のランチは、大きなハンバ-ガ-。日本の3~4倍はある大きさである。
2日目の夜は、20周年の記念パ-ティでバンドも入りアメリカ式立食パ-ティで、多くの人が.楽しんでいた。至れり尽くせりの待遇であり、参加者は大満足である。開催側は負担も大きかっただろうし、神経を使ったであろう。

“与えれば与えられる”鏡の法則で、ユ-ザ-は更に拡がり3iインプラントは普及していくだろうと確信した。開催者に深く感謝する。多くのインプラント情報を頂いて、臨床に応用して実践したい。

こうして3日間の充実した学会に参加できたのも、多くの皆さんの協力があってこそとに感謝する。約1週間の留守をしっかり守ってくれていたスタッフの皆さん、それに妻と娘、おばあちゃんにも感謝の気持ちでいっぱいである。
恩は石に刻んで忘れないよう、これからも報恩行為をしていくつもりでいる。ありがとうございました。

塩尻からカナダまで、カナダから塩尻まで。乗り物の時間と時差ボケで眠れない時間が沢山あり、5冊持っていった本を全てじっくり読むことができた。もっと持参すれば良かったと反省。本から得た知識は沢山あり、その中でじっくり考える時間というのも旅でないと得られない。

多くの気づきを頂いた著者の神田正典氏・石田淳氏・松尾正氏・泉正人氏・東川鷹年氏 方々に感謝したい。

〒399-0736 長野県塩尻市大門一番町16-14

0263-52-0118 0263-54-2121

9:00〜17:30(最終17:00)休診:日・祝