新しい義歯を封印してしまったKさんの話し
みなさんこんにちは、長野県塩尻市インプラントセンターの
デンタルマネジャーの山田公子です。
Kさんは、新しい義歯が入るのを楽しみにしていました。
そして、1ヶ月後。
あれ?義歯はまだできてないの?
とたずねると、診療室で1度入れただけですぐ外したと
いわれるではありませんか。
痛いからとか、噛めないからといった理由ではなく
「あれは私の顔ではないし、話しにくい」と。
しかし、誰にもそれを話せずに帰宅し、箱にすぐしまった
そうです。顔貌が異なり今までのように話ができない義歯に
Kさんはショックを受けていました。
自分が自分でなくなってしまったような気持ちになったそう
です。
このような、他院での話しは気づきをえるのに勉強になります。痛みや咬合だけに意識を集中するのではなく、
Kさんのような患者さんの真の思いに気づけるやさしさと
観察力をもち、歯科医師につなぐことのできるスタッフが
求められています。
是非、何かあったらご相談くださいね。