ロータリー地区大会に参加して
みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医 鴨居歯科医院・インプラントセンタ-
院長 鴨居弘樹です。
10月28日,29日と長野県地区内のロ-タリ-の会員が一同に会する大会が、県南の地、小京都と言われる飯田市で開催された。
二日間、好天に恵まれ秋の気配が感じられる好い季節に1,000人を越す人々が集まり、一年振りに会う人々との交流をした。
飯田市内にあるロ-タリ-クラブの皆さんが、一年以上の準備期間を要して企画された内容は、素晴らしく大きな気づきと感動を得た。
異業種の人との交流は大切なことである。同業者だけの付き合いだと、どうしても“井の中の蛙”になりやすい。それぞれの立場の異なった人々と接すると、人間的に幅の広い知恵が得られる。
大会は、セレモニ-として毎年変わらない整然とした流れがある。これも永年に渡って作られたムダのないやり方を示している。50年を越す歴史の中で培われてきたノウハウなのである。
今回は、1日目にシンポジウム「人口減少時代の地域経済」と題する講演があり、大変感動して聴いた。年間400回の講演をし、国内3,200の市町村の99.9%を足で回り詳細な情報をもとにした「生(なま)の数字」を駆使しての内容に、マスコミに毒されている一般常識を考え直す機会を得た。これからの物の考え方を組み立てるのに役立つ話であった。
2日目は、小池百合子内閣総理大臣補佐官、前環境大臣が「環境の世紀・日本の世紀」とのテ-マで講演された。爽やかな口調で、堂々とした自信をもった話し方には感心させられた。
これからは、日本が世界のリ-ダ-として環境問題に取り組むべきであるが、国内においても個々の立場でムダのない生活を営むことの大切さを語った。
世界をみて足元から行動する。「大局着眼、小局着手」の考え方は何事も大切である。
鴨居歯科医院も、世界の潮流をみて他業界のノウハウを知り、日々の診療に活かしていきたい。
2日間の意義ある大会の参加であった。