苦難と一緒に生きる。
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市鴨居歯科医院、鴨居インプラント審美サロン
歯科衛生士の小出苑佳です。
風が一段と冷たくなり、冬を感じ始めましたが、体調管理に気を付けてくださいね。
さて、今回は木鶏会で発表した致知の感想文をのせます。
「人生の苦しみや悲しみが人間の根を深くする」
私が、今回印象に残ったのは「苦難を乗り越えようとするのではなく、一緒に生きていく。」という言葉です。元夜間中学教諭の松崎運之助さんは「苦難を乗り越えたのは結果論で、その渦中にいるときはただ目の前に広がる日々、いまを丁寧に生きるより仕方ない」とおっしゃっています。私自身、苦難=大きな壁としてそれを乗り越えるために努力をしていましたが「一緒に生きる」という新しい考え方に驚きました。辛い、哀しい、嬉しいなどといった喜怒哀楽を感じるのは生きている証であり、そのすべてがあっての自分です。嬉しいこと、楽しいことだけではなく、辛いことなどがあるから自分の成長するきっかけになります。
私は、最近、衛生士業務に少しずつですが入らせていただいています。スケーリングやPMTCなどの技術が入社時に比べて上達してきているのを感じ、自信がついてきました。しかし、デジタルを撮った後の説明やTBIなど、自分が思うように話せず、「患者さんに伝える」ことの難しさを実感しています。先輩たちのように、患者さんの立場に立った話し方ができるよう、先輩の姿を真似て、学び、実践していきたいです。
うまくいかなくて落ち込むときもありますが、今は衛生士としての根を養う期間です。できないことをあきらめたり、無理して乗り越えようとするのではなく、これも自分が成長するチャンスだととらえ、今できることを一つずつ、丁寧に行っていきたいです。また、何事にも挑戦し、自らの理想とする「信頼・安心感のある衛生士」になれるよう、日々努力していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。