特殊部隊に学ぶ危機を突破する最強組織のつくり方
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の三溝 恒幸です。
当院は、新型コロナウイルス感染拡大予防対策を確実にするため全スタッフが予防策を守って行動をしております。予防策としては、検温およびアルコール消毒や、診療室内の換気、そしてユニット周りはその都度消毒をおこなっております。またスタッフ一人一人がマスク着用し、診療時にはゴーグル、手袋を着用しております。
他にも、「人との接触機会の低減」、「人と人との距離の確保」、「三つの密」を避けるよう呼び掛けております。
さて、毎月鴨居歯科医院では、月刊誌「致知」を読みお互いの感想文を発表しあい、お互いの良いところを見て社風を良くするため社内木鶏会を開催しております。ここで、私の感想文を掲載させていただきます。
今回登場の荒谷卓氏と伊藤祐靖氏は、陸上、海上自衛隊の佐官として活躍後、現在のそれぞれのお立場で対談されている。戦後アメリカ主導のグローバリゼーションではなく、日本独自の文化価値を守る必要性を強く感じ活動されている。ここに語られている、いかなる環境にも屈せず、危機を突破していく最強の人材、強靭な組織のつくり方、そして守るべきものへの思いが、そのまま鴨居歯科医院の組織作りに活用できるかというと、決してそうではないが参考となるところを取り入れたいと思った。
まずは、「行き先を明確にする」ということである。目的を明確にするということはよく言われることだが、私たちがこれからやろうとしている方法で、本当に目的とする状態になるのかどうかということを、もっと徹底して問い詰めることが必要であるということだ。それにより、真にやるべきことや確かな方法が見えてくるというのだ。また、ゴールが定まっているからこそ、状況が変わってもそれに合わせて、やるべきことの修正も可能となるのである。「どうしてこれをするのか?」という問いに対して、前からそうであったとか、そういう決まりだからではなく、「よく考えた結果、もしくはみんなで話し合った結果」であるとか、「これまでの経験から最も良い結果が得られているから」と答えでなければ成功へは結び付かないというのだ。これが目的設定の意義であろう。
また、一人一人がリーダーとしての資質を求められているのであれば、単に既存のルールに従っているだけではなく、目的達成のためにどんな方法が最善かを、提案ができる人材が必要である。それも、他の職種や部署の人たちへの影響も考慮した提案でなければ逆効果にもなりかねない。いずれにせよ、良いアイディアがあれば、たとえ新人であってもどんどん出してもらい、それをみんなのディスカッションで最善な方法に練り上げる。そして許可が下りた後は、みんなで協力をして実行するという、そういう職場の雰囲気づくりがとても大事であると思った。そして、そのために大切なことは、何より仕事や任務への強い思いであり熱意であるというところも共感できるところである。
さらに、スタッフからの信頼を得るためによく話を聴いて、お互いの人生観や心情をよく理解することも、とても大切なことであると思った。
今回は、「一灯破闇(はあん)」というテーマだが、私たちの日常の行動は、全くの闇ではない。いろいろなところに手がかりがある中で、最善のヒントを頼りに最善の方法を探り当て、最善の結果に向かうということの繰り返しであると思う。そのためには、徳を積んで人の信頼を集め、熱意を持って信念を貫く。これが、院長がよく言う「最初は一人でも、世間に浸透すればそれが当たり前になってくる」ということであろうし、それを手本して今後も生きていきたい。
最後までお読みいただきありがとうございました。