かもしか通信

スタッフ日記

松下幸之助と稲盛和夫の生き方に学ぶ


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の三溝 恒幸です。

年も改まり、鴨居歯科医院一同も新たな気持ちでみなさまをお迎えできるよう努めてまいります。本年もよろしくお願いいたします。

今年も当院では、スタッフ各個の人間力を高揚させようと、毎月最終金曜日には月刊誌「致知」を抄読し、その感想を発表しあって、それぞれの良いところや美点を見出す「社内木鶏会」を開催しております。ご来院いただく皆様に、はじけるような笑顔と感謝に包まれた歯科医院をめざし、今後も邁進してまいりたいと思っております。

ここで、私の感想文を掲載させていただきます。

感想記事は「松下幸之助と稲盛和夫の生き方に学ぶ」です。

経営の神様と称されるふたりの大経営者に、共に仕えた上甲 晃氏と大田嘉仁氏の対談とあれば何をおいてもと読み始めたのだが、なかなか難しくて頭に入ってこなかった。そこにはふんだんの哲学が仕込まれているからだ。お二方の、経営にとどまらない逸話は無尽蔵と思えるほどあるが、その中でも今回強く共感し、自分に置き換え、活かしたいと思えることを考えてみた。

まず、ダム式経営というは、松下幸之助氏が提唱し、稲盛和夫氏が承継し、KDDIの立ち上げなどにも役立てられた経営思想で、言ってみれば余裕がある時には貯え、無い時には放出するダムのような働き、電気でいえばコンデンサーのような整流装置を持った経営ということだろう。それを提唱する講演会の後の逸話はあまりにも有名であるが、そこで私が今すぐにでも学ぶべきと思ったことは、ふたつ。まず、常日頃から、問題意識に対する強いアンテナを持ち続け、それを求めて、いきいきと仕事をしているかを問い続けること。

二つ目は、こうありたいとしっかりとした「志」を持ち、決意すること。目指す理想のゴールを決めるということだ

私たち人間は、自分の信じた枠組でしか、なかなか物事を判断できないし、行動にできない。その範疇にない他者は受け入れようとしにくい。しかし、一流になろうとか、一流にしようと思ったならばその殻をぶち破らないとそうはならない。だから、つまらん心の内側のごちゃごちゃにこだわっていないで外側の一流に目を向けて、その一流の登山家はどんな装備を身にまとい、どのような心構えで一流の山にアプローチしているかを探知していくアンテナを持ち続けることが肝要と思われるのである。

私達の働く鴨居歯科医院を“一流にしよう!“と、まずみんなで思うことから始めたい。一流の企業で働く人間もまた一流でなくてはならない。ここにいる一人一人が一流であるためには、先生方は、どんどん症例を積み、発表し、一流の会員の意見を聞いてさらに上手い治療家を目指していく。技工士さんや衛生士さんもセミナーだけではなく発表することでいろんな人の意見を聴ける。

マネージャーさんは最も人間味が活かされる仕事だと思う。笑顔のすばらしい人はより笑顔で、瞬発力のある人はより緻密で早く。丁寧な人柄はよりそれを役立てる。空港でいえば、すべてのトラフィックをコントロールし、突然の気象の変化にも対応をしつつ、安全で円滑な運航の指示を飛ばす管制塔の役割と直接お客様の対応をするフィールド業務とを兼ね備える重要かつ、大変な仕事だ。お客様はその対応によって気を良くも悪くもする。本当に尊敬したい。

人間は、シナプス間を行きかう伝達物質の種類や量の違いにより、他人からでは理解できない思考や行動を伴うこともある。然るに、他者からは、強みとも弱みとも受け取れる。であれば、目の前の人をどうしたら良いかを考えるのではなく、自分が理想とする自分になるためにはどうすべきかを本気で考えるべきだと決意を新たにした。理想の自分を思案するとき、現状の自分には、人のことまで構っている余裕などない。ただただ、自己に厳しく善行に徹し、人にはやさしく接するより他ないのだと戒めて生きたい。

さて、私の人生もいよいよこれからが本番である。心勇んで上ってい 最後までお読みいただきありがとうございました。

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