致知4月号「数え百歳生涯現役を生きる」
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの菊池ひとみです。
日頃より鴨居歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回も致知4月号の感想文をお届けしたいと思います。
茶道裏千家前家元であられる千玄室氏の写真を見て、百歳とは思えぬ、若々しく凛とされたお姿に驚き、どのように生きてこられたのか知りたいと思い、このページを読み始めました。
私なりの解釈で、玄室氏から学んだ“山上 山また山”とは、毎日を自分の命、他人の命の尊さを忘れず、悪いことをせず、いいことをして生きるということの積み重ねだということだと思いました。
玄室氏は、20代の海軍であったときに戦争で多くの友人を亡くした経験があります。その経験があったから、命の尊さを大切にしてこられました。人間は誰もが大きな使命を担っていて、それを知るために人間学が大切であり、特に人と人との繋がり、絆が最も大切だとおっしゃっています。お互いが、生かされている尊い存在であるという考えがあれば、誰に対しても思いやりを持って接することが出来ると思います。玄室氏も戦死した友人たちの力によって生かされているという思いが“茶を通して世界から争いを無くしたい”という信念を強く持ち続け、困難を乗り越える力になっていたんだと感じました。
文中に「戦友たちは自分が死ぬことで国が救われるという気持ちで飛び立っていきました。その連中が今の日本を見たらどう思うか。そのことを考えると本当に申し訳ない気持ちになります。」という言葉があり、はっとさせられました。私たちにとっても、玄室氏の戦友の死は無関係のことではないのだと思い、背筋が伸びました。「悪いことをしたらいけない、いいことをしろ。自分の心は浄らかに。」この仏さまの教えを大人になるとできなくなってきて、そこに苦しみが生まれるとあり
ました。その当たり前を、当たり前にできる世の中にしていくことが、世の中から紛争を無くし、平和にしていく始まりだと思います。
玄室氏は茶道でその平和な世の中を作るための役割を担っていくという信念があります。わたしも一人でも多くの人が、幸福の生きることが出来るお手伝いができるよう、与えられた使命を日々の中で見つけて、玄室氏のような強い信念を持って活動できる生涯を送りたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。