かもしか通信

スタッフ日記

第60回社内木鶏会で早川徳次の挑戦者魂を学ぶ


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の三溝 恒幸です。

鴨居歯科医院では、毎月最終金曜日に社内木鶏会を開催しています。この社内木鶏会は月刊誌『致知』をテキストに、社内で人間学を学ぶ月例の勉強会です。「致知」を読み、お互いの感想文を発表しあい、発表者の良いところを見て社風を良くしようとするものです。
当院では、この社内木鶏会も第60回を迎えました。丸5年間続けてくることができたわけです。これにより生産性も随分と上がってきたように思います。ここで、今回も私の感想文を掲載させていただきます。私の感想文は、「地下鉄の父 早川徳次の挑戦者魂に学ぶ」を読んだものです。御笑読いただければ幸いです。

今年、当院は開院50周年を迎える。この半世紀という節目の年に開催される記念事業は、30周年より40周年、そして50周年はそれよりさらに盛大かつ有意義なものであるべきである。すなわち、当院の歴史の中で、誰も成しとげていない、いわば未知の事業である。
今回、私が読んだ「地下鉄の父 早川徳次の挑戦者魂に学ぶ」においても、必要なことは必ず実現するし、やり遂げるべきということが示されている。この周年事業は、今後の私の人生においても大きな糧となるはずなのでしっかりと取り組んでいきたい。
今回の記述を読み進めるとまず目についた詩がある。「寝ざめよき/事こそなさめ/世の人の/よしと悪しとは/云ふにまかせて」意味合いとしては、良いと信じたことは、他人がどう言おうと気にせず、やり遂げなさいという意味である。これは、大学出の徳次氏が、下積みがするような仕事するのを見て、奇人変人のように見られたことについて、後の東京市長の後藤新平氏から送られた短歌である。必要であることは、たとえ不可能と思えても、いつかは必ず実現させる信念を以て可能に変えていくという覚悟が必要であると思えた。それを実現するのに現行の手法が合理的な方法であるかを、常に検討し、より合理的な方法を模索する。たとえば、一人ではなかなか不可能なことであっても、頼れる人物のとの絆を大切にし続けることによって、自分自身とのつながりがない人への働きかけも、信頼のおける第三者を介する人脈が大いに頼りになる場合がある。それには、根拠と熱意が重要であるし、そうした方々への恩を忘れないことも大切なことである。こうした積み重ねにより、徳次の人生の中で「ピンチの時には、必ず誰かが助けてくれる」ということを彼の足跡から強く感じられるようだ。こうした、徳次氏の「人」への想いは社員読本にも込められている。「おおよそ如何なる世にも、仕事をするに大切なるものは人である。一も人、二も人、三も人であると思ふ。殊に大切なのは人の和である。協力一致の精神である。一社一心、一億一心とゆきたいものである」と記されている。

我々も、一社一心というチームワークを大切にする心意気で「Go Go Fifty Project」を成功に導き、50周年の節目の喜びを共に味わいたいものである。この歓喜は、昨年辞めてしまった人も、来年入ってくる人にも味わうことはできない。正しく、「Now is the best」であり、今ここにいる人だけに与えられたチャンスなのであり、このことが、それぞれの将来にとってどれだけの徳となって却ってくるともわからないのである。ぜひ皆で成し遂げたいと覚悟を新たにした次第である。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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