致知感想文
皆さまこんにちは!鴨居歯科医院、歯科衛生士の髙木さなえです。5月号の感想文を投稿致します。
52頁 鍵山秀三郎さんに学んだもの
掃除という「凡事」を自らが徹底することで、環境、場を良くし、人の心も良くして人生も会社も大きく変えた鍵山秀三郎さんが、今年の1月にお亡くなりになりました。致知を読むようになって鍵山さんの存在を知り、まだまだたくさんの実践哲学を学びたかったのですが残念です。しかし、数々の著書や金言をこれからも読んで学び、教えを実践していこうと思います。
「掃除の功徳」というものがあり、掃除をすることでまず「自心清浄」自分の気持ちが変わる。次に「他心清浄」周りの人達の気持ちも変わる。さらに「諸天歓喜す」、周囲の環境が活き活きして、「端正の業を植ゆ」人の心も物事も整って新たな美しい種が育つ。掃除の功徳はいろんな所で人が育ち、環境が良くなるという花が咲くのだと学びました。
掃除を毎日続けることで、きれいな心、きれいな人になれ、きれいな家庭、学校、社会、会社、国になっていく。きれいなところに人は集まり、人が集まる場所は発展していく。そして、継続していくと気づく力がつく(たまにやるだけでは気づかない)毎日やっていると、だんだんいろんなことに気づくようになる。気づく人になる秘訣は、一つのことを欠かさずやり続けること。人生を変えようと思ったら、特別なことをするのではなく、当たり前のことをしっかりやること。それは「凡事徹底」することになるが、”知っている人”ではなく、”できる人”になること。知っていることとできることは別で、知識や技術は道具にしか過ぎない。それを使う人が立派な人間にならない限りは、どんなに優れた知識、技術を身につけても本当の意味で生きてこない。鍵山さんは、自らが毎日の掃除を続けることで「まず何よりよき人間をつくること。いいことを知っているということではなく、いいことができる人を育てなければならない。そして、人間は環境の影響を受けるけれども、環境をつくることもできる、人が喜ぶ環境を作りなさい。」と仰っていたそうです。さらに、「人間として最も意義のある事は、人の人生を善くしてあげること」だと…。 この真の志をお持ちだった鍵山さんの生き方を私も実践していきたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
