致知感想文
皆さまこんにちは。鴨居歯科医院 歯科衛生士の髙木さなえです。6月号の感想文を投稿致します。
16頁 読書は国の未来を開く
大阪に今年、開館五周年を迎える「こども本の森 中之島」という図書館があります。 日本を代表する建築家の安藤忠雄さんが設計され、世界で初めてiPS細胞の作製に成功し、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥先生が館長をされています。お二人とも読書家で、読書こそが人間の根を養い、個人の人生、ひいては国の未来を開く鍵になると力説しています。しかしながら、世界中で活字離れが進み、スマートフォンが普及してきた頃から、本を買う人、本を読む人が減少しています。便利と快適を求めすぎた結果、読書がないがしろにされている…。特に日本人は歴史を振り返ると、読書立国と呼ばれるほど、読書をする国民でした。 それを復活させるには、幼い頃から本を読み、知識や創造力を身につけ、豊かな感性を育める場所や書店はもっと増えるべきだと思います。
読書をすることで、集中力や持続力、忍耐力、探究心といった長い人生を生き抜くための基礎体力が身につくといいます。また読書は、自分だけでは経験できない他の人の過去の生き方や価値観を学ぶ事ができます。自分もそうありたいという目標ができると、それが向学心や向上心に繋がっていく…。若い十代のうちから読書をする事で根が養われ、心の広く豊かな人間に育っていく。安藤氏が特集の最後に、アメリカの詩人サミュエル・ウルマンの青春という詩で説いている「青春とは人生のある期間だけではなく、心のありようなのだ」「希望を心に持ち続ける限り、人間はいつまでも青春を生きられる。」を信条にこれからを生きていくとおっしゃっていました。
私も十代の若い頃にあまりしてこなかった読書を、もう遅いと思わず、大好きな致知を読み、自分の体で得た知識を強みにして生きていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
