フッ素について
みなさんこんにちは。
長野県塩尻市鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科衛生士の原 真紀子です。
最近、フッ素についてよく聞かれる機会が多いので、今日はフッ素についてお話させていただきます。
フッ素とは、歯牙の発育期に摂取したり、萌出後の歯に局所的応用することでむし歯を予防する天然の元素です。
フッ素は地球の地殻で17番目に多い元素です。フッ素はフッ素化合物として他の元素と結合した形として存在し、岩や土壌のミネラル成分の一つであり、土壌中のフッ素濃度は最大300ppmという比較的高い値を示します。
さらに海産物や農作物にも様々な濃度のフッ素が含まれており、私たちは毎日の食生活の中でフッ素を取り込んでいます。
乳歯は生後6ヶ月から3歳半頃まで、永久歯(親知らずは除く)は4歳頃から中学3年生頃までに生えてきますので、その時期に使うと一番効果があります。また、中学生までフッ素うがいを続けた子は大人になっても虫歯が60%も少ないという研究が日本で発表されています。また、最近では、大人の歯の根面のむし歯にも20〜30%の予防効果があるという研究報告もありますので、フッ素の利用は一生続けたほうが良いと言われています。(熊本県歯科医師会より引用)
当院でもフッ化物塗布はもちろん、フッ素配合の歯磨剤を多く取り扱っております。フッ素をご希望される方はお気軽にスタッフにお声掛けください!
最後までお読みいただきありがとうございました。