国民の約8割が罹患している歯周病
みなさん、こんにちは!
鴨居歯科、インプラントセンター
歯科医師の青柳恵子です。
ゴールデンウィークは充実したお休みを過ごされましたか?
だいぶ新緑が鮮やかな季節になりましたね。
私はお休み中に読んだ専門誌「歯周病治療100」(デンタルダイヤモンド社)について少し触れてみたいと思います(^^)/
日本国民の約8割が罹患している歯周病は、全世界で最も患者数が多い病気です、
歯周病は生活習慣病なので、その治療にあたっては、これまでの食生活やプラークコントロールの習慣、喫煙習慣などを改善する必要があります。
歯周病は痛みなく進行するため、定期管理をしなくなると高確率で再発します。
それまで問題なかった全身疾患が、その予後に影響してくることも少なくありません。
とくに糖尿病ではHbA1c値が上昇すると、歯周病が再発しやすくなるため、全身疾患と向き合う必要があります。
また、高齢者や抗うつ薬服用患者では口腔乾燥傾向が強くなり、歯周病再発に注意しなければなりません。
歯周治療の成功には継続通院が大前提となるので、患者さんに寄り添ったメインテナンスを心掛けたいと改めて感じた休日でした。
最後までお読みいただきまして有難うございます。