毒出しうがい
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの川久保梨絵です。
今週の金曜日は、月に一度の木鶏会が行われました。スタッフ皆さんの感想文や、スピーチなど素晴らしく、また同じ班になったメンバーと色々お話する機会もあり、今回もとても良い刺激を頂きました。
この木鶏会で使っている『到知』11月号に、口腔ケアについて書かれている章があり、私もすぐ実践したいと思ったので紹介させて頂きます。
お口の中の汚れは、歯周病などを引き起こす原因になっていますが、口の中で繁殖したばい菌は、血流にのって全身をめぐり、色々な悪さをします。糖尿病や腎臓病など口とは関係なく思われる様々な疾患の一因となり得ます。
こんな大きな問題が起こる前に、歯についているばい菌や食べかすを洗い流してしまえばよいのです。ということで、筆者の照山裕子さんが普及に力をいれている「毒出しうがい」が紹介されています。
ここでいう毒とは、体に悪さをする口の中のばい菌や食べかすのことで、食後にそれらを残さないように、しっかりうがいをしましょうということです。
①正面を向いて姿勢よく
適度な温度の水30mlくらいを口に含み、口を閉じます
②口に含んだ水を上の歯にむけてクチュクチュとできるだけ大きな音を立てながら、鼻の下が膨らむくらい強く速くぶつけます。10回ぶつけたら、水を吐き出します。
③同じように水を含み、今度はその水を下の歯に向けて、唇のしたが膨らむくらい強く速くぶつけます。10回ぶつけたら、水を吐き出します。
④同じように水を含み、その水を右の歯に向けて、右の頬が膨らむくらい強く速くぶつけます。10回ぶつけたら水を吐き出します。
⑤同じように水を含み、その水を左の歯に向けて、左の頬が膨らむくらい強く速くぶつけます。10回ぶつけたら水を吐き出します。
私も実際に実践しましたが、少し口が疲れてしまいました。その場合は、ゆっくり10回ではなく、高速で5回を目標に、少しずつ回数を増やしていくのがいいとのことでした。
この毒出しうがいをすることで、口の周りの筋トレとしても役に立つそうです。お口周りの筋肉を鍛えることで小顔や引き締まりなどの美容効果も報告されているそうです。
毒出しうがいは、食後すぐに行う事が大事。また口の中のばい菌は、寝ている時が一番繁殖するので、寝起きに実践されること、さらに飲み物を飲んだ後のケアも大切。スポーツ飲料なども大量の砂糖が含まれていますし、スムージーであっても使われてるフルーツに果糖が含まれているので、飲み物を飲んだ後の毒出しうがいも大切だそうです。
(参考文献:到知出版社『到知』11月号 P134 )
何か特別にお金のかかることでなく、今すぐ実践できる「毒出しうがい」皆さんも実践しみてはいかがでしょうか。私も習慣的にできるように少しずつ毎日取り入れてみようと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。