寝る姿勢
みなさんこんにちは。鴨居歯科医院鴨居インプラント審美サロンデンタルマネージャーの久保田華です。
さて、みなさんは寝る時にどんな姿勢で寝ていますか?
寝る姿勢によっては健康に悪影響が出るるそうです。
まずはうつぶせ寝についてです。うつぶせ寝は健康へのデメリットがいくつかあります。胸部を長時間圧迫したり、首を常に傾けて寝ていますので、全身の骨格にゆがみが生じやすくなります。また、腰が反り気味になりますので、腰痛の人がうつぶせで寝ると、さらに腰痛が悪化する可能性もあります。枕と顔の位置によっては顎の関節に過度の負荷がかかるので、顔の骨格が歪んで歯並びが悪くなったり、顎関節症が起こるリスクも上がります。
つぎに横向きで寝ると、身体の片側に大きな負担がかかりますので、片側だけの肩こりが生じたり、血流が悪くなったり、骨格がゆがんだりするリスクがあります。ただ、横向きで寝ると、舌が喉に落ちにくくなるので、睡眠時無呼吸症候群の人には横向きで寝ることをおすすめします。
また、右側を下にして寝ると、胃に食べ物が溜まりにくく、すぐに腸へ移動するので、消化を助け、胃もたれが起こりにくくなります。
最後に、仰向けで寝る時の健康への影響を考えていきます。
仰向けで寝ると、全身の圧力が分散されますので、骨格の維持にも良いですし、バランスが良いです。血流が全身にくまなく行き渡るようになりますので、血栓ができにくく、健康維持には最も良い姿勢といえます。
うつぶせ寝、横向き、仰向けと3種類の寝る姿勢のメリットやデメリットをご紹介しましたが、一番重要なのは自分が一番楽だと思える姿勢で寝ることです。色々な寝る姿勢を試してみて、一番楽で熟眠感を得られる姿勢を選ぶと良いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。