冬の運動
みなさんこんにちは。鴨居歯科医院鴨居インプラント審美サロンデンタルマネージャーの久保田華です。
最近とても寒い日が続いていますが、冬は血圧の変動が激しく、脳卒中や心筋梗塞になりやすい季節です。また、糖尿病も悪化しやすい季節なんです。
冬は、なかなか血糖コントロールがうまくいかない傾向にあります。理由は、食事面と運動面の2つがあります。
まず、食事面ですが12月に入ると忘年会などで外食や飲酒の機会が増えるので、普段よりも食事量や飲酒量が多くなり、血糖コントロールが悪くなると考えられています。
次に運動面ですが、冬は気温が低いので、どうしても室内で過ごす時間が長くなりますし、日が短くなるため、運動量が低下してしまい、血糖値が高くなってしまうのです。
血糖値を下げるには、運動療法が必要ですが、なかなか続けられる人は少ないですよね。糖尿病治療には有酸素運動が適していますが、有酸素運動は最低20~30分続けないと、効果が出ないというのは皆さん聞いたことがあると思います。ところが、最近の研究で有酸素運動は1回に連続で20~30分行わなくても、数回に分けて合計で20~30分行えば、連続で運動した時と同じ効果が得られることがわかりました。
運動が苦手な方でも1回10分の運動だったら、続けられると思いませんか?
「冬は血糖コントロールが悪くなる」ということを認識して、
普段以上に血糖コントロールに気をつけるようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。