先天性欠如
みなさんこんにちは!
鴨居歯科医院鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の花岡 泉です。
みなさんこんにちは!
蒸し暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?夏野菜を食べてがんばりましょう!
先日、「子供の歯がなかなか生えてない・・・・」と保護者の方からご相談がありました。親としてはとても心配なことですね。生えてくる時期は、個人差があり、他の方より遅かったり、早かったりします。
しかし、もともと歯のもとがない方もいらっしゃいます。乳歯でも永久歯でもみられます。先天性欠如(せんていせいけつじょ)といいます。先天性欠如は生まれつき歯が形成されていないので、当然生えてくることもありません。
一般的には、1~2本くらいが欠けているケースが多いようです。
全身的な病気によって、 歯が全く生えてこないこともあります。
歯が生えてこないことが原因で、歯並びや噛み合わせなどに異常をきたし、 咀嚼(噛むこと)がうまくできない場合も起こります。
ムシ歯や歯周病の原因にもなってしまいます。
治療方法としては、乳歯をそのまま大事にする。残っている乳歯を、大事に使います。
矯正を行い、歯のない場所に奥から今ある歯をずらしてすき間を詰め歯並びを整えていきます。
ブリッジにする方法もあります。しかし、ブリッジは、両端の土台にする健康な歯を削らなければいけないので、あまりおすすめしません。
インプラントという選択肢もあります。
また、入れ歯を入れる場合もあります。入れ歯はほかの歯を削らなくてもいいのがメリットです。でも、特に子供にとっては、お手入れが難しく、他の歯が虫歯になりやすいというデメリットがあります。
生えてこないということを、そのままにしないで、是非ご相談ください。
ありがとうございました。