風邪を引かない身体に!
みなさんこんにちは。
長野県塩尻市にある鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの田崎綾佳です。
あなたは最近疲れやすくなっていませんか?
もしくは、風邪をひきやすくなっていませんか?
実はそれ全部、あなたの「免疫力」の低下が原因かもしれません。
免疫力は、加齢のほか、昼夜逆転の生活や寝不足続きなどの不規則な生活、心身へのストレスなどによっても低下します。免疫力を高めるには、特にどのようなことに気をつければよいのでしょうか。生活の中で心がけたいことを紹介します。
①喫煙を控える
タバコを吸うことによって、白血球の一種である肺胞マクロファージが抗体を作り出す力が衰えたり、免疫機能を促す働きを持つリンパ球が減少することがわかっています。
②良質な睡眠を十分取ること
免疫力をつかさどる自律神経は、眠ることによってバランスが保たれています。そのため、睡眠がしっかりとれていないと、免疫力は低下します。個人差はありますが、7~9時間程度の睡眠時間が理想です。
③起床したら朝日を浴び、朝食をきちんと取る
夜間はリラックスさせる副交感神経が優位になり、昼は活動的な交感神経が優位になります。また、免疫細胞も昼は活性が高く、夜は低くなります。これを日内変動型と呼びますが、朝日を浴び、朝食をしっかり摂ることでスイッチの切り替えがしやすくなり、体内リズムが整うことで免疫力もアップします。
④免疫力をアップさせる食材を取り入れ、栄養バランスのよい食事を
ヨーグルトや納豆など整腸作用のある食材、ニンジンやトマト、ホウレンソウ、モロヘイヤなど抗酸化力作用のある食材には、免疫力を高める効果が期待できます。これらの他、免疫細胞をつくるもとになるタンパク質もしっかり摂りながら、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
⑤入浴時は湯船に浸かって、しっかり体を温めよう
体温が1度下がると、免疫力が3割低下するといわれています。いつもシャワーだけですませがちな人は、湯船に浸かるようにするだけで、体温が上がり、免疫力を高める効果が期待できます。半身浴や足浴も効果的です。
⑥思い切り笑うように心がけよう
笑いには、免疫力を高める効果があることが実証されています。お笑い番組などを観たり、友達と楽しくおしゃべりしたり、大笑いできるシーンを積極的に増やしましょう。
また激しい運動をすると逆効果で、運動をしない状態のときよりも免疫力が低下し、風邪を引きやすい状態になるとされています。運動をすることで起こる体温上昇や疲労物質の蓄積などの変化は、身体内部の環境を変化させる、いわゆるストレスになります。このストレスがほどよい程度であれば、自律神経や免疫系が刺激され、これらの機能が高まるのですが、逆に過剰になってしまうと、これらの機能が低下し、健康が維持できない状態になってしまうのです。
では、ほどよいストレスでとめるための適度な運動とは、どの程度の運動を指すのでしょうか。
おすすめは、ラジオ体操、ウォーキング、仕事の合間や就寝前の軽いストレッチなど。これを継続して行うことが大切です。
このように、生活の中で免疫力を高めるためにできることは多くあります。無理して高負荷な運動をすると、かえってストレスが溜まり、逆効果になってしまうことがありますので、まずはできることから始めてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。