口腔ケアについて
みなさんこんにちは。
長野県塩尻市にある鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
事務長の三原智郎です。
今日、熊本県でマグニチュード7の地震が発生し1か月が経ちました。
改めて、被災された方々へ被害に遭われた方々に改めて心よりお見舞い申し上げると共に、安心して生活できる環境が整いますことを心よりお祈り申し上げます。
現在でも多くの方が避難をされていますが、地震に伴う怪我などの直接的な被害を免れても、長期化する避難生活で健康に被害を与えるケースが目立ってきています。
車中で避難されている方がエコノミークラス症候群で死亡する例などです。
過去の震災でも心筋梗塞による死亡率が前年の2~3倍に増加したり肺炎による死亡者が3~4割増加したりと、震災に関連する被害も報告されています。
とくに高齢者の肺炎には、唾液と一緒に口の中の雑菌が肺に流れ込んで起きる、誤嚥性肺炎と呼ばれるタイプも多い事が大きな特徴です。このタイプの肺炎は、歯磨きやうがいといった「口腔ケア」をして口の中を清潔に保つことが効果的で、死亡率を3割程度に減少できるという報告もあります。
今被災されている方を直接支援する事はなかなかできませんが、こういったお話が誰かの耳に届き、口腔内の環境を少しでもよく保たれる方が増え、一人でも多くの方の幸せが多く創出されればと願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。