入浴時の温度変化にご用心
みなさん、こんにちは!
鴨居歯科、インプラントセンター
歯科医師の青柳恵子です。
今年もいよいよ残りわずかとなってしまいましたが、皆様いかがお過ごしですか。
冬になると入浴中の死亡事故が増加しますので、特に注意が必要になります。
室温の急激な変化で、血圧が大きく変動することにより失神や心筋梗塞、不整脈や脳梗塞を起こしやすくなり、その結果で亡くなってしまうのです。
2011年の1年間に全国で約17000人もの方が亡くなり、そのうちの約14000人(約80%)が高齢者です。
発生場所は、脱衣所が4%
洗い場が18%
浴槽内は76%
このことから、入浴中の被害のほとんどが浴槽内で発生し「一過性の意識障害」からくる溺没(顔面の水没)がほとんど・・・ということです。
予防するには、
①脱衣所・浴室・トイレへ暖房器具を設置、断熱改修
②シャワーを活用したお湯張りで、浴室全体を温める
③湯温設定は41℃以下にする
④生理機能が高い夕食前・日没前の入浴をする
⑤食事直後・飲酒時は入浴しない
入浴方法に気を付けて、元気に冬を過ごしましょう。
最後までお読みいただきまして有難うございました。