ドライマウス
皆さんこんにちは!
鴨居歯科医院鴨居インプラント審美サロンデンタルマネージャーの山本 詩織です。
10月になり寒さも増してきましたね。
患者さんでも炬燵を出したということを聞くようになりました。
さて、前回の勉強会でドライマウスについて話がありましたので紹介します。
症状としては唾液が少なくなる、口の中が乾く、お口の中がネバネバする口の中がヒリヒリすると言った症状がでます。
その関係で摂食嚥下障害や誤嚥性肺炎が大きく関係するようになってきました。
ドライマウスの原因としては
①薬剤
降圧剤や安定剤、睡眠剤など分泌抑制作用のある薬剤では、長期間服用すると、唾液の分泌や口腔機能の低下がでます。
②生活習慣
口呼吸になるために口腔乾燥感が強くなる事が多く、またエアコンや暖房の影響で進行することがあります。
③ストレス
交感神経が刺激されると、有機物が多く粘り気があって濃い唾液が刺激されます。
ドライマウスの症状を緩和するためにできることとしたら
①水分補給
水分補給が有効です。
ただし、あまり多く摂るとトイレが近くなりますので注意が必要です。
②お口の中の保湿
粘膜の保湿と粘膜からの蒸発防止の2種類があります。
こういうものを使用すると予防にもなります。
③薬剤の副作用の除去・軽減
副作用の少ない薬剤の変更や、服用量の減量を検討することをオススメします。
④投薬
唾液分泌促進内服薬や
漢方薬が有効です。
後は唾液腺マッサージも有効です。
唾液は健康のバロメーターであり、胃腸の働きや全身の水分代謝とも大きく関連しています。
ストレスとも上手に関わってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。