砂糖を減らす
みなさんこんにちは。
長野県塩尻市鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の大瀧真太郎です
今の時期は夏休みという事もあり、多くのお子さんに来院していただいています。先日もあるお母さんに質問を受けました。
「子供は歯磨きは毎日していますし、私も仕上げ磨きを欠かさずにしているのに、むし歯ができてしまいました。歯磨きの仕方が悪いということでしょうか?」
小学生の男の子ですが、確かに口の中はきれいでしっかり磨けています。歯磨き指導をしても自分で上手に磨けるのです。それだけを見ればむし歯になりそうな状態ではありません。お母さんにもそのように伝えました。
しかしこうも伺いました。
「甘いものやジュースをよく食べたり飲んだりしていませんか?」
「飴をよく食べていませんか?」
「間食をダラダラとしていませんか?」
その男の子の場合はすべて「Yes」でした。
部活をやっているそうなのですが、そこではスポーツドリンクを必ず持ってくるように指導までされているとのことで驚きました。
もちろんむし歯予防に一番効果的なのは日々の歯磨きです。しかしそれだけでは十分でない場合があります。この男の子のように日常的に多量の砂糖を摂取しているような場合などは、どんどん細菌が砂糖を使って酸を作り歯を溶かしてしまうので、歯磨きだけでは予防が間に合わなくなります。
完全に砂糖を摂らないというのは現代では難しいかもしれません。しかしおやつは決められた時間に食べる、飴をダラダラなめない、ジュースをお茶に変えるなど、少しづつでも砂糖から離れる生活を意識してみませんか?
せっかく甘いものを楽しみ、喜びとしても、その代償にむし歯になってしまうのではもったいないですよね?
ぜひ自分の歯も大切にしていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。