フッ化物
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの北澤美穂です。
今日は夕方から雷がなり、強い雨が降りましたね。夕方になると強い雨が降る日が続いています。お出かけの際は傘が必要ですね。
先日、親戚のこども(1歳7か月)に会い、乳歯が生えてきて、ニコニコ笑顔でおいしそうに食事をしていました。その際親戚(母親)から「乳歯が生えてきてから、しっかりと歯磨きをしているが、フッ化物の歯磨剤は使ったほうが良いのかな?」という質問を受けました。
このような悩みをもたれている方もいらっしゃるかと思います。
そもそもなぜフッ化物を使うのか、ずばり、むし歯予防にとても大きな効果があるからです。フッ化物配合の歯磨剤を使うと、むし歯ができるのを半分くらいの効果があります。
では、使い始める時期ですが、歯が萌出し(生え始め)たら使っていいです。
ただ『ぶくぶくうがい』と『吐き出し』ができるかで、フッ化物の濃度と使用量が変わります。
①濃度(ppmとはフッ素の単位)
『ぶくぶくうがい』と『吐き出し』ができないなら500ppm程度
『ぶくぶくうがい』と『吐き出し』ができるなら1000ppm程度のフッ化物配合の歯磨剤を使ってください。
②使用量
『ぶくぶくうがい』と『吐き出し』ができないなら子ども用歯ブラシの1/3ぐらい
『ぶくぶくうがい』と『吐き出し』ができるなら子ども用歯ブラシの2/3ぐらいを目安にしてください。
フッ化物配合歯磨剤は、むし歯予防で重要です。特に、永久歯に比べて乳歯はむし歯になりやすいので、是非フッ化物配合の歯磨剤を使ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。