人間と水
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの田崎綾佳です。
今日は水と身体の関係についてお話ししたいと思います。
人間の体の水分は、成人で60%、新生児で80%もありますが、老人になると50%以下になることもあります。
体が老化するということは、水分が減っていくことでもあります。
細胞内の水にはカリウムイオンという微量成分が含まれており、老化に伴い細胞内の水が減るとこのカリウムが失われて、細胞の生命力が無くなっていきます。
カリウムの減少は老化の確実な指標といわれています。
また水分が少なくなるとナトリウムが細胞内に入り始め、神経痛や筋肉の老化などの異常を引き起こします。
《 水と美容の重要な関係 》
赤ちゃんや子供のころの肌はスベスベとしたみずみずしさを持っていますが、加齢とともにそのみずみずしさは失われてしまいます。
小じわは、細胞内の水分が減って皮下組織が縮んでしまうことが原因で、吹き出物なども、水分の新陳代謝が上手くいってないためです。
美容の基本的な敵は血液の流れが乱れることです。
皮膚の素材を作っている要は赤血球で、きれいな血液こそが美しい肌をつくる基本で、血液の90%は水分ですから、血液と水とお肌との関係は重要です。
《 お風呂に入る前に水を飲む 》
お風呂は体を温めることで汗をかき、体の老廃物を排出するのに大切です。
入浴時の発汗は、湯船で温まる時間が長いほど増加します。
入浴による脱水で血液が濃縮され血管が詰まる危険性が高くなるので、入浴の30分前位にコップ一杯以上の水を補給しましょう。(水は直ぐに吸収されないので少し早目の摂取が効果的です。)
入浴後にも発汗により減少した水分の補給をお水でしましょう。(風呂上がりのビールはおいしいけれど、体にとっては最も負担のかかる行為ですので、まずはお水を飲んでからに・・・)
冬場の入浴は脱衣所を一時間前くらいから温めると、入浴前後の寒暖刺激を避けることができ、脳卒中などの予防にも効果的です。
《 寝る前のコップ一杯の水と、起きがけのコップ一杯の水 》
人は寝ている間に大量の汗をかいています。(約180cc~200cc)
睡眠中は水分を取ることができないので、寝る前の水分補給が大切です。(冷たいお水は体温を下げてしまうので、なるべく常温のお水を飲むように心掛けてください。)
起床時には、汗で水分が失われているので、起きた時の水分補給も大切です。(枕元にペットボトルに入れたお水を置いておけば、夜中に目が覚めた時も水分補給ができるので便利です。)
朝の水分補給は、体を潤すだけでなく、胃腸の働きにも良いと言われています。
水が身体にとてもいいということが分かりましたね。是非参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。