原理と原則
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
事務長の三原智郎です。
先日の19日にはマラソン部のメンバーと「ぶどうの郷ロードレース」に参加してきました。
走ったメンバーは翌日から筋肉痛を訴えていましたが、もう少しトレーニングをすれば症状が緩和できたかもしれません。
そこで、次回以降に向け効果的なトレーニングをしてほしい念も込めて、今回トレーニングの原理についてお話しします。
中学生の時、体育の授業で習ったことがあると思いますが、トレーニングには原理と原則があります。
3つの原理と5つの原則に分かれますが、本来ならば意識してトレーニングをしなくてはいけません。
今回は原理だけお伝えいたしますが、好きな分野なので後日「原則」もお伝えできればと思います。
過負荷の原理(オーバーロードの原理)
一定レベル以上の負荷を与えなければ、トレーニングの効果はありません。
それは体がその負荷に慣れてしまう為で、日常的にトレーニングを行なっている人は、少しずつ負荷をかけてトレーニングする必要があり、普段トレーニングをしていない人は、日常生活での負荷以上の刺激を与える必要があります。
可逆性(かぎゃくせい)の原理
身体機能が向上してもトレーニングを止めると徐々にトレーニング前の状態に戻っていくことです。
しかし2~3日休んだ程度では筋肉は衰えないので、激しいトレーニングをしたら2日~3日休むのが基本です。
筋トレの場合など、筋肉にダメージを多く与える場合は、別部位を日ごとに行う(腕→体幹→足など)と効率よくトレーニングできます。
特異性の原理
トレーニングの効果は行なったトレーニングの刺激に対して特異的に効果が表れます。
例えば、腹筋をしても足は強くなりませんし、スクワットしても腕は強くなりません。
どこを鍛えたいか、自分の向上させたい部位を中心にトレーニングを行なう必要があります。
以上が3原理でした。
今回のロードレースでは・・・
過負荷の原理に基づいて、「走る距離を長くしていく。」「同じ距離でも早く走る。」など少しずつ負荷を高めていく必要がありました。
しかし可逆性の原理の為、高校や大学時代に付けた筋肉は徐々に衰えてしまい、思ったタイムを出すことが出来ませんでした。
特異性の原理を利用して、歩く・走ると言った脚力を中心に再度日常生活から下半身を強化できるようなプログラムを組む必要があります。
部活の恩師が「勉強は一夜漬けできても、運動は一夜漬けできない!」とよく指導して下さいました。
今週の日曜日に諏訪湖マラソンに出場しますが、ベストなパフォーマンスは難しいと思います。
しかし楽しんで走ろうと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。