苦しいときの神頼み
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャー熊谷綾乃です。
皆さんは、突然歯が痛くなった経験はありますか?
私も昔、一緒に旅行をしていた友人が歯が痛くなり、すごく困った体験をしました。
歯が痛くなったら=歯医者
という方程式は私たちの中では常識ですが、歯医者がなかった昔の人たちは、歯が痛くなったらどうしていたのでしょうか?
気になったので調べてみました!
☆苦しい時の神だのみ!?
室町末期には、幕府医官として口中医がいました。
江戸時代になり幕府や藩には、お抱えの 口歯科、口中科を専業にする医師がいて、口、喉、歯の治療をおこなっていました。
しかし、 治療は上層階級やお金持ちの人に限られていて、江戸時代に虫歯で悩む人々は、痛みがうすれるように、次のような民間療法に頼っていたそうです。
①神仏に祈願する 参拝、奉納、お払い、願掛け
病除けのお守り(護符:ごふ)
僧侶・神官による加持祈祷
②おまじない 守り札、
病封じ(祈祷師による呪術)
③鍼、灸(はり、きゅう)
④生薬などの民間療法
⑤家伝薬、売薬または漢方医学
「苦しい時の神だのみ」といわれるように、庶民は歯痛をとめたい、丈夫で強い歯を持ちたい、という願いで神仏に祈願していたようです。
こんな記事を読むと、今の時代に生まれて幸せだな~と感じます。
我々の歯科業界の技術も日々進歩しています。
現代社会に生まれた皆さんは、何かあったら神様に祈願するよりも前に、鴨居歯科医院にぜひご連絡くださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。