妊娠中の口腔内
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャー熊谷綾乃です。
沖縄では早くも梅雨に入ったと報じられていましたね。
雨が降ると寒暖の差が激しくなり、体調を崩しやすくなりますのでご自愛くださいね。
さて、当院で発行している「かもしか新聞」に、妊婦さんの口腔状況について掲載されていたので紹介させてください。
当院でも、塩尻市の妊婦健診を行っていますが、妊娠中の患者さんで、歯茎から出血するようになったという患者さんが少なくありません。
その多くは歯肉炎が原因です。
歯肉炎は思考の中の細菌によって歯ぐきが炎症を起こしている状態です。
妊娠中はつわりの不快感でブラッシングがおろそかになりやすく、間食が増えると歯垢が溜まりやすくなります。
また、女性ホルモンの影響で唾液の分泌が変化することもあり、唾液による自浄作用が低下し、口腔内が不潔になりがちです。
近年の調査では、歯周組織の健康状態の悪い妊婦さん早産や低体重児が生まれる確率が高いことが明らかになっています。
妊娠中は、意識的にブラッシングやデンタルフロッシングで口腔を清潔に保ちましょう☆
最後までお読み頂きありがとうございました。