お箸
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの大平由理です。
今朝は久しぶりの大雪でしたね。家の周りの道は狭いため、雪が降ると道が見えなくなってしまい、畑に車が落ちる光景を見かけます。早朝からブルドーザーが大活躍していました。ありがたいことです。
皆さんも、車の運転や歩行時にはご注意くださいね。
今年に入り保育園に通う息子は、お箸を持って行くことになりました。
3歳になる前から、『エジソンのお箸baby』(特別な練習をしなくても、リングに指を入れるだけで、すぐに正しくお箸が使える特許製品)というお箸を持たせていました。
お箸を初めて使う息子でも上手に使うことができ、達成感や満足感を体験しながら、楽しくお箸の練習ができました。
そして今年は新しいマイお箸に変わりました。
エジソンのお箸babyのお陰で、スムーズにお箸を持つことができ、ご飯をつかめた時のドヤ顔が誇らしげで、思わず笑ってしまいました。
まだぎこちないですし、面倒な時は手つかみになってしまいますが、一つずつ“出来る”ことが増えていくたびに、喜びが増します。
そこで今回は日本の伝統であるお箸について調べてみました。
① お箸の取り方
箸の取り方にもマナーがあることを知っていますか。まず、二本の箸の中ほどを挟んで持ち上げます。次に反対の手で箸先を下から支えます。そして、箸をもつ手を滑らせるようにして外側に移動させ、正しくもちます。
これは、箸を取り落とさないためであると同時に、周りの人に失敗をして心配させたくないという心遣いです。ここに思いやりの心が見えるのです。
② こんなお箸の使い方は?
食事の時に箸を使いますが、その使い方にはマナーがあります。ここでマナー違反とされている使い方を紹介しましょう。
たとえば、「刺し箸」。料理に箸を突き刺すものです。「迷い箸」は、どの料理を食べようか迷い、料理の上で箸を動かすことです。「寄せ箸」のように、箸で遠くにある食器を手元に引き寄せる人はいませんか。箸と箸で料理を渡して、「縁起が悪い」と注意されたことがある人もいることでしょう。これは「箸渡し」と言って火葬の時にする箸の使い方です。
これらは「嫌い箸」と言われているもので、本人は気にしなくても、まわりの人が不愉快な思いをする場合があるものです。箸のマナーは思いやりがもとになっているのです。
③ 「いただきます」と「ごちそうさま」の意味
食事の時に皆さんは「いただきます」と言いますね。
これは「動物や野菜の命をいただく」という意味です。お皿の上にある料理は、命ある動物の肉、魚、野菜からできたものです。私たちが生きていくために、それらの命をいただいているのです。その命や、それらを育んだ土、太陽、水といった自然に感謝していただきたいものです。
食べ終わった後には「ごちそうさま」ですね。「ご馳走さま」と漢字で書きます。「馳」「走」も「はしる」という意味です。昔はお客のために食事の材料を、一生懸命に馬で走りまわって集めていました。そのことに対する感謝の気持ちをこめて「ごちそうさま」と言うようになりました。
こう考えると、「いただきます」も「ごちそうさま」も感謝の気持ちを伝える言い方です。心を込めて言いたいですね。
豊かな自然の恵み。それを一生懸命育ててくれた人や、愛情いっぱいの美味しい料理を作ってくれた人に感謝の想いを込めながら、上手にお箸を使い、食事をいただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。