師走
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の小澤 貴博です。
寒い日が続き、12月に入ったとたんに雪が降り
本格的な冬が訪れようとしていますが
いかがお過ごしでしょうか?
月日の経つのは早いものですね。
いつの間にか12月になってしまいました。
12月は別名師走(しわす)と言いますね。
「師走」とは本来は旧暦の12月の別称ですが、いまでは新暦12月のこととして普通に用いられています。
◆ここからは師走の語源または由来について
1.師が走る、師とは誰かで4説
1-1)師は学校の先生、先生が走る(子供の頃のおじさんの認識)
★1.師走とは、年末で日ごろ落ちついている学校の先生も忙しくて走りまわる月だと言うところからきたという説。いまだにそう言う人もいる。
1-2)師とは坊さんなり、坊さんが走る(ごく最近までのおじさんの認識)
★2.師走とは「師馳(は)せ月」(しはせづき)なのだそうです。昔は正月も盆と同じように祖先の霊をともらう月でした。お経をあげるため、お坊さん(=法師とか導師と言うでしょう)があちこちの家々を忙しく走りまわったのが語源だと言う。
おじさんの田舎でもお盆の12日ごろ、年末の29か30日ごろだったか毎年坊さんがお経をあげに来ています。盆と正月前には必ず檀家を廻っています。だからその時期坊さんが物凄く、忙しく駆けずりまわっているというのはよく分かります。
1-3)師とは師団の師で、兵隊さんが走る
★3.師走とは師団つまり、「年末になると兵隊さんがバタバタ走る」という意味らしい(これは1名だけの少数意見)。
1-4)師はとにかく師匠のことである。なんの師匠かはあまり深く追求しない。ただ走り方が問題。趨(すい)走(チョコチョコ走る)する。
★4.師走とは、1年の終わりの12月は、みんな忙しく、師匠も趨(すい)走(チョコチョコ走る)するため「師趨」(しすう)がいつの間にか「師走」に代わったとする説もあります。(「師趨」の趨の右側が取れた?)
2.ここからは誰も走らない 何々の終わりという意味
2-1)仕事が終わる
★5.師走とは、12月は1年の終わりの月であり、総仕舞いの意味の「仕極(しは)つ」が語源との説。『し』が仕事の「し」で『はす』の方は「果てる」の意味。仕事仕舞いの月、つまり仕事が終わるという意味。
2-2)為す事が終わる
★6.「師走」とはもともと「為果つ月(しはつつき)」であり、1年の終わりの物事をなし終えるという意味があったらしい。(為す事が終わる?字が違うが、意味はほぼ上と同じく仕事の終わりだね)
2-3)年が終わる
★7.師走とは「としはつるつき」や「としはするつき」がなまったという説(これは歳が果てる、年が終る月という意味)
2-4)日時が終わる
★8.貝原益軒の説は、日時がはつる月だから、「しはつる月」、それがなまって「しはす月」となったのであろうという説(★7と同じ。貝原益軒説は疑問★9のほうでしょう)
2-5)季節(四季)が終わる
★9.江戸・元禄元(1688)年の『日本歳時記』(貝原好古編・貝原益軒補)という本には「しわすというは四時の訛音なり。四極月(しはつづき)なるべし」とあります。つまり四時(春夏秋冬)が果てる意味の「しはつ」がなまって「しわす」になったのだそうです。これは四季の終わり、つまり季節が終わるという意味。
★10.「歳極(トシハス)」の略転、「万事、為果(シハ)つ月」、(大言海)(上2つ、2-1)と2-2)同じか)
3.当て字説
★11.「十二月(シハス)には 沫雪降ると 知らねかも 梅の花咲く含めらずして」と万葉集巻第九~一六四八にあり、また、「十有二月(シハス)」と日本書紀にあります。
これからして、万葉・記紀時代には数字で書いて「シハス」と読み、「師走」とは表記しておりません。従って、「師走」は後世の当て字であることがわかります。
(昔から十二月をシハスと呼んでいた、後で師走を当てたのだろうと言うことですね。これは説得力あり)
など、色々な説がありますが年の瀬は忙しくなる事を
例えられた言葉だと思います
このご時勢忙しいのは有難いと思い頑張りたいと思います
ありがとうございました。