かもしか通信

院長日記

山中伸弥教授に学ぶ


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医院、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

 冬の到来が間近に感じさせる冷たい、寒い感覚が肌に触れます。

 最近日本人を喜ばし、誇りを感じさせてくれた出来事はノーベル賞・医学生理学賞に山中伸弥京都大学教授が授与されたことです。
 連日TV、新聞、雑誌に取り上げられています。
日本人としては19人目、医学生理学賞は25年ぶりの2人目で、50歳という若さも敬嘆することですが、その辿ってきた足跡も興味ある先生です。
多くの大学、研究所で学びいろんな挑戦をしていますが、整形外科医としては数年の臨床に携り「ジャマナカ」というあだ名がついた位に手術のテクニックは不器用であったというのも面白いですね。それが細胞の研究に出会って多くの失敗を繰り返しながら今があるという話は勇気を与えられます。

 人間性も素晴らしく「iPS細胞を一日も早く患者に届け、父に褒めてもらうのが今の一番の目標です」と研修医1年目に亡くなった父への言葉は感動します。
 「日本、日の丸の支援がなければこんな素晴らしい賞を受賞できなかった、まさに日本が受賞した賞。感想は一言で『感謝』という言葉しかない。80歳を超えた母に報告でき本当によかった。亡くなった父と義父は共に天国で喜んでくれているのではないかと思う。」と人に対する思いやり感謝にも感動するのです。

 山中教授の成功の条件は「VW」の二文字であると「致知11月号」の対談で述べています。
「Vはビジョン。Wとはワークハードの頭文字。
長期的な展望としっかりとした目標を持ち。懸命の努力を重ねればその一念は必ず叶う。そしてとにかく新しいものに挑戦する。どんなことも躊躇せずに取り組むことが大事ではないかと思う。だから三日坊主でもいいからどんどん違うことに取り組み 自分はこれでやるんだという確固たる一念を持つまでやる。」

 やはり世界に名を成す人の考え方はしっかりしています。
 すばらしい刺激を受けてさらに物事に挑戦して行こうと決意しました。
 山中教授おめでとうございます。
 すばらしい学びに感謝しています。 

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