歯周病ケアしましょう
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の小澤 貴博です。
日中は温かい日が多くなり、過ごし易くなってきましたね
今日は、医院全体の勉強会で食育について学びました
最近、良く耳にするようになりましたこの食育
様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指す。2005年に成立した食育基本法においては、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられている。単なる料理教育ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化、食ができるまでの第一次産業についての総合的な教育のことである。この言葉を造語した石塚左玄は、食品の与える影響に関する独自の説によって、子どもに食べさせる食品の影響によって子どもの心身を養うという意味で用いた。と難しくありましたが、
バランスのいい食事を知っていこうなのだと思います。
食という事で、我々歯科にも大きく関係します。
まず、大きいのは砂糖です。
単純にむし歯に成りやすくなるだけではなく
歯肉への影響があります。砂糖を摂り過ぎると歯肉が赤く腫れてしまいます。
腫れがやがて、歯周病に向かっていきます。
歯周病といえば、今朝のテレビでもやっていて
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが
歯周病治療で肝機能改善 非飲酒者も発症の脂肪肝炎 (共同通信社より)
飲酒しない人も発症する非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者が歯周病菌を保有する割合は健康な人の約4倍と高く、歯周病の治療で肝機能が大幅に改善することを22日までに、横浜市立大や大阪大などの研究チームが突き止めた。
研究チームによると、歯周病と心臓病や脳卒中との関連は指摘されているが肝炎では初めて。チーム長の中島淳(なかじま・あつし)横浜市立大教授(消化器内科)は「脂肪肝の人は肝炎に進行させないように、口腔(こうくう)内を衛生に保つことが大切だ」と話している。
NASHは成人男性の3人に1人程度とされる脂肪肝の人のうち、1~2割を占める。進行すると肝硬変や肝臓がんを引き起こし、肥満との関連が指摘されているが、発症メカニズムは解明されていない。
研究チームがNASH患者102人の歯周病菌を調べたところ、保有率は52%で健康な人と比べて約3・9倍だった。また肥満状態のマウスに歯周病菌を投与すると、3カ月後に肝臓が平均約1・5倍に肥大化。肝炎が悪化するなどした。
歯周病のNASH患者10人に歯石を除去したり抗生物質で歯茎の炎症を抑えたりして治療した結果、3カ月後には平均すると肝機能の数値がほぼ正常になった。
という記事がありました。
口腔ケアで歯に対してだけでなく、様々な病気の予防になることが医学的にも証明されています。
砂糖の1日の摂取量は24グラム(スティックシュガー3本程)だそうです。
ジュース1本でほぼ超えてしまいます。
バランスの良い食事はもちろん、
砂糖の減量で歯はもちろん身体のケアにも努めてみませんか。
後、歯の定期検診も行って下さい。(ぜひ、当院で)