かもしか通信

院長日記

恩師 藤原康功先生を偲ぶ


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

雨よく雪を飲み込むの感じがします。日影に残っていた雪も雨によって溶けて雪の下で忍んでいた草木が見えてきました。
水五訓の一つに「洋々として大洋を充たし 発しては蒸気となり雲となり雨となり雪を変じ霰と化し 疑っては玲瓏たる鏡となり たえるも其性を失わざるは水となり」とありますが、真に水の変化が判る季節です。

2月23日(木)は夫婦で浜松で取り行われた藤原康功先生の葬儀に参列しました。多くの会葬者が参加し、藤原先生の遺徳を偲びました。

42年前に全国の著名な先生の所に訪問して、当時最先端歯科のアタッチメントを販売していた人と親しくなり、「日本で一番オーラルリハビリテーションをやっている先生」という紹介でお目に掛かりました。
アメリカで研修を受けて来た先生は、当時としては珍しい個室診療、坐位診療、アポイントシステム、フォーハンドシステムと当時開業医として最先端の医院形態で行っていました。
棚に並べられたケースを見てびっくりもしましたが。それ以上先生の歯科に対する情熱、学究姿勢、患者さんに対する態度等、感動することばかりでした。
そして先生の下に勤める事が許され、多くの事を学べた事は幸運でした。
「自ら活動して他を動しむるは水なり」のような先生の生き方でした。
今日あるのは先生の董陶の賜物だと思っています。と同時に、常に目標にして来た先生でした。
91歳まで現役で、ゴルフもやり、絵を描き、陶芸にも造詣が深く、開業時、改築時にすばらし絵を頂いきました。これからこれらの絵を見る毎に先生の事を思い出すことになります。
藤原先生との出会いがあって、歯科に対する思いが変わり、歯科医としての楽しみ、生き方、あるべき姿を教えて頂いた大恩人です。

偉大な恩師に一歩でも近づくことが出来るよう「常にその進路を求めて止まざるは水なり」の教えと重ねて、これからも精進していきたいと思っています。
安らかにお眠り下さい。
すばらしい出会いと感動に感謝しています。

今日のS―UPは「僕らは空でつながっている~牟田からの美穂へ~」班が担当しました。

最初に、TCセミナーの宿題より、初診カウンセリングのやり方を統一しました。
次いで、D-1歯科甲子園の予選突破した30歯科医院が審査対象となる3分間による鴨居歯科医院紹介のDVDの上映でした。
花岡先生はじめ、千葉順子先生、千葉由範先生がリーダーシップを取って、医院の活気ある元気なイキイキ、キラキラ輝き、ニコニコしてワクワク楽しんで、全ては患者さんの為にと、チームワーク良く働いている様子が感動的に編集されていました。
このDVDならば必ず決勝に進むことが出来ると信じています。結果が楽しみです。
そして、「食育」について学びました。
鴨居歯科医院は食育に力を入れていきます。
衛生士3人が横浜の学習会に参加し、そこで得た知識から患者さんに伝えるべき事柄について学びました。
生活習慣をきちんと正しく知り、実行することによって、人生明るく楽しく健康に過ごすことが出来ます。
「生きる力を支える歯科医療」の役割をしっかり実践するために、どうしたら良いかチーム毎に話し合いました。
まず、自分自身の健康を考える食生活についてチェックしてみました。皆さんは、昨日食べた物を覚えていますか?
1週間書いてみて下さい。いろんなことが判ると思います。

それぞれすばらしい企画をして下さったメンバーの皆さんに感謝します。ありがとう。

中嶋歯科衛生士さんが「タウン情報」のインタビューを受けました。どんな紹介になるか楽しみです。

〒399-0736 長野県塩尻市大門一番町16-14

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