ヒューマン
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の花岡 泉です
今年は、雪が多く各地で事故が多発しているようです。先日都心はうっすらと積もっただけでも、約5000件の事故があったと報道されていました。私も、長野県に来たばかりのころは、雪の日は転んだり、滑ったりしながら恐る恐る歩いていました。今では、滑ることなく走れるようにまでなりました。
鴨居歯科医院に来院してくださる皆様は、天候の思わしくない日は、どうかお気をつけていらしてください。
先週の日曜日21時から放映された、NHKスペシャル「ヒューマンなぜ人間になれたのか」を視聴しました。
人間とは何か。人間を人間たらしめていているものは何か。私たちの誰もが内に秘めている“人間らしさ”の起源を20万年という人類史のなかに探るシリーズ(全4回)。
第1回は全人類のふるさとアフリカが舞台。アフリカでは今、人類史を塗り替える発見が相次いでいる。その最たるものが南アフリカで見つかった人類最古の装身具。貝殻で作られた首飾りで「仲間」であること示す身分証のようなものだったと考えられている。祖先たちが暮らしていたアフリカの草原は常に危機と隣り合わせだった。肉食獣の脅威、食糧不足・・・。そうした過酷な環境で生き抜くには互いに協力しあい、「絆」を確認しあうことが不可欠だったのだ。しかし自然は容赦なく祖先たちを追い詰めた。7万4千年前に起きた火山の大噴火。食料が激減し、人類は絶滅の淵に追いやられる。ところが最新の考古学調査では意外な実態が分かってきた。小さな血縁集団で生きていたはずの祖先たちが、大噴火を境に遠く離れた集団と資源を交換し合うようになったのだ。未曽有の危機を前に赤の他人とも協力し合う。現代にも通じる人間らしさがこの時から発揮されたのだ。
震災からまもなく1年。「ともに生きる」という人間集団の基本が確立した過程をたどっていく。(NHKスペシャルHPより)
この番組のなかで、人間と遺伝子が99%同じチンパンジーの実験が放送されていました。チンパンジーは、相手が手伝って欲しいと明確な意思表示を示さないかぎり、手助けはしないということが証明されていました。人間は意思表示がなくても、相手が望んでいるだろうとか、助かるだろうとか先回りをして手助けをします。このことは、人類が直立二足歩行をはじめたために、骨盤が狭くなり、出産が自力では難しくなり、多くの人の手を借りて出産することに起源するそうです。
7万4千年前の火山の大噴火では、生き残った人類は数千人ほど・・・。それが60億人にまで繁栄することができました。互いに助け合い、思いやることで人類はここまで発展してこれたのですね。
共に生きる、共生の大切さを改めて感じました。
あと3回放送されますので視聴したいと思います。
お読みいただきましてありがとうございました。