かもしか通信

院長日記

“ありがとう”と言い、言ってもらおう


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

寒さも一段と厳しくなって、朝のウォーキングには耳が痛くなるほどです。
外の寒さを感じ家に戻ると、暖房の入っていない玄関でも温もりを感じます。厳しければ厳しいほど僅かな温かさがありがたく思いますが、更に暖かい所を求めて暖房機の元に身を寄せてしまいます。

昨日の日曜日に渡邉美樹ワタミ(株)会長の「希望」を読みました。サブタイトルが「渡邉美樹の日本復興プラン」となっており、①復興財源②政治リーダー③食の安全④高齢化社会⑤子どもの教育の5つの問題を「経営力」で解決する!という内容です。

日本は大変な危機を迎えていますが、その事に日本人は気づいていないし、怒ってもいない。このままでは日本はダメになってしまうから、もっと政治、経済に関心を持って気付く力を養うべきだと述べています。

今の日本に必要なのは「希望」であり「希望を持てる国」「夢を追い求める事ができる国」にする事を皆で考えるべきだとも書き示しています。

今は強いリーダーが求められていますが、渡邉氏が言うリーダーの資質として
① ミッション(理念、使命)も持ち
② ビジョン(未来像、方向性)を掲げ
③ ストラテジー(戦略)を組み立て、みんなを引っ張っていく
という実践力だと言っています。

確かに現在の政治の世界での状態を見ていると思い当たります。
この不安定な状況の中で「ひとつでも多くの“ありがとう”を集める」という目標で
① ワクワクすること楽しい事をやる
② とびきりの“ありがとう”が集まる事をやる
③ 人間として成長できることをやる
を、まず手掛けると言います。

外食産業から始まり、介護、病院、教育、農業にまで手を伸ばし、東京都知事選挙に出て政治にまで身を投じたバイタリティーにはすごい人だと感動します。

「努力すれば報われる」と言いわれますが、努力には“いい努力の仕方”と“悪い努力の仕方”があり、目標に向かって余計な事はせず、効率よく進める上手な努力をする為に「設計図を書く」という準備が大切だと言います。
「思い通りにならないからこそ人生は楽しい」と諦観し、夢とゴールは変えずに、そこに向かう道筋を変え、その都度設計図を書く良いとも言っています。

政治も教育も社会問題すべてにおいて他人事でなく自分事として捉えて考える事が国民の義務だと進言しています。

究極の夢はアジアが一つになり、ヨーロッパも一つになり、そうやって世界が徐々に一つになって行く事だと述べています。
「人生はありがとう探しの舞台である」と言った人もいます。

自分の事だけを考えるのではなく、相手に対する思いやりを大切にする社会「相手からどれだけ“ありがとう”と言ってもらえるか」を考えて日々熱い志ですごしていきたいものです。

外は厳しい寒さですが、身体は暑く燃えています。多くの学びを与えて頂いた渡邉美樹氏に感謝をし、これからの活躍を祈念しています。
気づきをありがとう。

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