BPSセミナー
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
梅雨時の晴れた日は爽やかな朝を迎えますが日中になると初夏を思わせる暑い日となります。
6月4日はほとんど毎年好天気になります。10月10日、11月3日もそうですが晴れる日として知られています。ムシ歯予防デーが6月4日であり、色んなイベントを毎年企画されていますが必ず良い天気になります。
今年も好天気になり朝一番の電車で新宿に着くと塩尻の少し肌寒い気温と違ってジワッっと汗ばむ気温となっていました。
6月4日5日の2日間に渡り「2011年BPSクルニカル認定コース」のセミナーを受講しました。
場所は西新宿歯科クリニック研修室で5名の受講者で実習もたっぷり入った総義歯の研修でした。
講師はBPS公認インストラクターの佐藤貴映先生で、主催はIvoclar Vivadent㈱でした。
会場の研修室、実習用に提供された診療室、技工室は素晴しくこれを見学するだけでも価値のあるものでした。
BPSとはBio-functional Prosthetics Systemの略で「生体機能補綴機構」と言われる世界で認められている義歯製作法です。
「患者の生体機能に合わせた印象採得、咬合採得、人口歯排列、重合仕上げ装着までの一連作業をシステム化された臨床技術によって義歯を完成させ患者さんを幸せに導くこと」を目的としています。
誰でもがこのシステムを用いれば70~80%の確率で成功する義歯を作れるようになるといわれ、特に難しい下顎の総義歯には有効であるといわれます。
講義と共に実際に患者さんに協力して頂き臨床実習となり、診察診断から上下の型取りをさせて頂きシステムにそったやり方で咬み合わせの採得、精密な印象、咬み合わせの高さの決定、人口歯の選択と中味の濃いセミナーでした。
時間的に少しきつい位でしたが、今迄の義歯製作工程の手順方法が異なり興味深いいシステム化された術式だと思いました。
これから学んだ事を患者さんの失われた機能の回復に喜ばれるように生かして行きます。期待して下さい。
主催したイボクラールビバデント社に3月1日から入社したアシスタントメンバーの一人として片原治さんがいました。彼は鴨居歯科医院に3年半技工士として勤務していました。
フランスの技工所にもCAD・CAMの勉強に行って来て、今度転職したとのことで久し振りに会い、懐かしくいろいろ情報を教えて頂きました。
研修に参加された先生方もみなさん素晴しい方ばかりで意欲的であり人間的にも魅力溢れる人でした。
患者さんとして協力して頂いたお二人も歯科関係に関与しているとはいえ、実に親身になって対応して頂き本当に感謝感激でした。
特に佐藤講師のお父さんがモデルになって頂きコメントをして頂きましたが、その内容の感動的言葉で
「もっと自信を持って患者さんの為に良い義歯を提供して患者さんの幸せの為に頑張って下さい。」
と言われました。技工士さんでもありプロの意識を持って協力してくださいました。ありがとうございました。
その期待にそうように、学んだ事は生かして行きます。
佐藤先生父子はじめ多くの人に出会い感謝しています。ありがとう。
6月5日(日)は鴨居歯科医院マラソン部8名が、第7回富士見高原八ヶ岳クロスカントリー大会に出場し全員完走したという報告を受けました。
新調したユニフォームを着て初出場した人もいましたが、好天気の中、高原を楽しみながら走ったようです。
「全員完走しました」というので晴れやかな顔で他のスタッフの皆さんに報告し喜びを分かち合っていました。
今年はまだ3回位出場予定があるので、更に練習を重ねて走る楽しみ喜びを味わいながら身体も鍛えて健康な人生を送られるように願っています。
マラソン部の頑張りとすばらしい感動をありがとう。