「21世紀の人間づくり」
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン歯科技工士の秋山單です。
先日、九州ルーテル学院大学客員教授の大畑誠也先生の「大畑流21世紀の人間づくり」というCDを院長先生に頂きました。
大畑先生は、熊本県立天草東高等学校をはじめ熊本県立菊池高等学校など多くの熊本県内の高校の校長先生をされ現在は、九州ルーテル学院大学客員教授をされています。
先生のお話は分かりやすく楽しく飽きない内容でしたが、正直、熊本弁丸出しで若干!?聞き取りが難しい部分がありました。が、それが飽きずに聴く事が出来て面白かったです。
先生はトップが夢を持つと学校が変わるとおっしゃっていました。だから、いつも生徒の前で夢を語るとのことでした。そして21世紀は本物を育てなければならない、社会に出たら成績より大切なものがあり、それを21世紀に求められる能力「悪戦苦闘能力」として五つの重点事項を掲げ、その定着を目指す人間教育を核とした「日本一の学校づくり」を進めました。①挨拶②体力③感性④集中力⑤思考の5つです。
中でも挨拶については、学生に朝家族に挨拶をした人と聞いたところほとんどいなかったとのことで、私はこれについてビックリしました。家族に挨拶をすることは当たり前で、どの家庭でも普通の事だと思っていました。21世紀の最大の課題は「人間関係」で、その基本は挨拶。人間関係の大切な関係はまずは親子関係だとおしゃっています。
そして、社会に出たら挨拶は心を開くエンジンであるため、挨拶で人間関係が良くなり、それは働く、学ぶ意欲が大きくなり逆に挨拶が出来なければそれらは減退するとも語っていらっしゃいます。挨拶が出来る学年は、大学進学率が上がることもお話しされています。
さらに、朝食を必ず摂る事、家庭内の手伝いをすること、メモ力をつけること、「はい!」と大きな声で返事をすることなど多くのことをお話しされていましたが、そのほとんどが私が家庭や職場で学んだことが多くありました。家事の手伝いをすること、父はいつも食卓にメモ用紙を置いてありいつも色々なことを書いていること、脱いだ靴やお客様の靴はそろえる事、玄関でお客様を送る時は正座をして送る事、亡くなった祖母の口癖は「味噌汁には沢山の具を入れなさい」でした。そして、職場では院長先生に勉強した事は即実行する大切さや、朝礼を通じて元気良く返事をすることを教わりました。もちろんCDを聴いて気付きも沢山ありましたが、今までの生活の中でそれらを教えてくれた家族、院長先生、沢山の出会いに、私は本当に幸せなんだと思いました。
このCDを何度も聞いていつも基本を忘れる事の無いように日々の生活からきちんとして、活気あふれる職場環境作り、当たり前のことが出来る職場作りをして一人でも多くの患者さんの幸せのお手伝いが出来たらよいと思います。
改めて自分の育った環境に感謝できる機会を頂きました。
ありがとうございました。