静寂、灯火親しむ
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
静寂灯火親しむ
日本中記録的な猛暑が続き、京都府京田辺市は、この夏最高の39.9度を観測したという報道がありました。
30年に一回の異常気象と言われこの厳しい暑さは後1週間続くと見られていますので充分な水分を取って健康に留意して下さい。
政治では民主党代表選で熱い激論があり、スポーツ界ではゴルフ、野球、サッカー党で熱戦を繰り広げ、熱い中にも爽やかな感動を与えてくれます。
9月4日(土)は久し振りにお茶のお稽古に出かけました。
日が暮れて日中の暑さが治まり天然の涼風が肌に感じる静寂さが漂います。
無量寺の茶室は別世界の趣があり心落ち着く一刻を過ごしました。
床のお軸は「江月照今松風吹」(江月今を照らし松風吹く)と、「誰家無明日清風」(誰が家につくか明日清風無からん)が掛けられていました。
どちらも深い意味がありますが“どんな人でも人間性を持っていて誰もが愛しあい、平等である”という意味で捕えたりして、自由な発想ができます。
秋を思わせる野の花が活けてあり心洗われる空間、時間でお薄茶、お濃茶と美味しいお菓子を頂き、お濃茶逆勝手の稽古をさせて頂きました。
静寂な世界から喧噪の世界へと移り、眠ろうと思いましたが久し振りに飲んだ濃茶、薄茶のせいか中々寝付かれず熱帯でもあったせいなのか、目が覚めてしまい朝方早くから久し振りに「致知」10月号を読みました。
今月の特集は「一生青春、一生修業」というテーマで面白い文章が載っていて更に眠らずに過ごしてしまいました。
101歳で旅立たれた松原泰道師の座右の銘は「生涯修行、臨床底定年」でその名の通り者生涯を全うされました。
松下幸之助氏は病弱でありながら94歳の天寿を全うしたが、サムウェル・ウィルマンの「青春」の詩に出会って、心意気の燃える日々を過ごしたといわれます。更に「身体に年を取らせても、心に年は取らせてはならない。常に青春であらねばならないと心持を養うように努めている。するとものの考え方が若々しくなってくる。希望が次々と湧いてくる」と語っています。
森信三氏の「人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅過ぎない時に」と言われました。
これらの言葉から人生はまだまだ理想や夢を持って健康であれば、楽しい人生がある事を教えられました。
日々いろんな場所でいろんな人に会い、良い言葉、教えに会って自らの人間性を高める事の大切さを知り感動している日々です。
良い出会いに感謝しています。ありがとう。