熱い研修会
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。
昨日は朝4:30にウォーキングに出かけました。いつもより早いのは東京での研修会に出席する為、朝一番の電車に乗る為なのです。
薄暗いところから段々と明るくなり、空は朝焼けで真っ赤な空が山の稜線に沿って輝き、段々と黄色に変わっていく様子も美しい光景です。
遊歩道に近づくと、小鳥の囀りと夏の風物詩である蝉の声が蝉時雨と称される如く何種類も聞かれます。
「閑さや岩に染み入る蝉の声」(芭蕉)を実感します。この自然のエネルギーを頂いて爽やかな気分になるのです。
7月25日(日)は東京学士会館にて「第5回BBCクラブ学術大会」(FDA取得記念)≪骨造成のテクニックと臨床応用≫に出席しました。
全国各地から200人近くの人集まって盛大な講演会となりました。
久し振りにお会いする主催者の佐宗ブレーンベース社長と御挨拶をし、招待のお礼を申し上げました。
黄炳珍先生の「エピゾサージェリーとCGF」の話にはすごい刺激を受けました。
黄先生は北京大学医学部出身で岡山大学歯学研究科に入り、骨再生の研究をしてアメリカにても研究したという先生で、中国語、英語、日本語、韓国語を流暢に話す先生でした。
最新の情報を短時間で次々と紹介されましたが、その中身の濃さに圧倒されて、感銘を受けてきました。
その黄先生と昼食を特別室に設けられたところに佐宗社長の御配慮により、一緒にすることができ、真正面で更なる講演内容とそれ以外のお話を詳しくお聴き出来ました。隣の席におられた黄先生の友人である、沖縄那覇市の開業の宮城先生からもいろいろ教えて頂き今回参加した一番の収穫を得る時間でした。佐宗社長に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
午後は昼食時に隣におられた金鴻基先生の「インプラントと骨造成」~インプラントの為の骨造成法と、各種移植材の解説と臨床例~のお話を聴きました。
金先生は、韓国歯科界の重鎮で韓国、国際口腔インプラント学士会長でもあり、インプラントを1960年から始めて研究をしている先生です。
先生も流暢な日本語で講演をし、温厚な人柄が滲み出て韓国の歯科医師の80%以上がインプラントを手掛けている基礎を築いた、韓国歯科学会の発展に貢献してきたという紹介も納得できました。
講演から多くの示唆の富んだ話が聴かれ、今日からの臨床に役立てたいと思っています。
その後5名の先生方の臨床発表があり、それぞれ全国各地で活躍している先生方の症例報告からも学ぶ事が沢山ありました。
こうした企画をされたBBCクラブ、㈱ブレーンベースの皆さんに感謝します。ありがとうございました。
時間は少々オーバーしましたが、5時30分のあずさに乗ることができて、早めに帰宅できると思っていましたが、立川駅で落雷事故があり電車が動かなくなって2時間の足止めをくらってしまいました。
立川を出ても中々進まず、結局塩尻に着いたのは11時30分となり通常2時間30分の乗車時間が6時間となり、朝から座りっぱなしの為に、腰にかなりの負担がかかってしまいました。
それでも一晩眠り、今日も朝のウォーキングから帰ると自然のエネルギーを頂いて元気さが戻っています。今週も学んで更に新たな目標ができたので、実現のために行動して行きたいと思っています。
暑い、熱い思いを有り難く受け入れます。
ありがとうございます。