かもしか通信

院長日記

「私が見た日本」を聴く


みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

11月20日(金) 塩尻ロータリークラブ例会で、塩尻市国際交流員のイーノン・ジェニファー・チェンさんの講話を聴きました。
たまたま今年度は国際奉仕委員長という立場であったので、イーノン・チェンさんに前もって依頼をして快諾を得て紹介することができました。

チェンさんは国籍はカナダ。生まれは台湾。カナダバンクーバー市に住所があり、ブリテッシュコロンビア大学を卒業したインテリです。
日本の立命館大学に交換留学生として京都に一年間住み、塩尻市には3年目になるということでした。
日本語も流暢に話し、英語・中国語ね母国語として話されるという本当に国際人です。
彼女の仕事はいろいろ市の委託を受けて行っていますが、今回「私の見た日本人」というテーマでお話を塩尻ロータリークラブメンバーが聴くことができました。

まず、日本人は、
「長寿である」:その因は食にあるのだと言い切りました。日本食、特にご飯・味噌汁・のり・納豆・卵の朝食といったものから、寿司などは特に、今カナダバンクーバーではヘルシー食として大人気だそうです。かなり日本の寿司と趣は異なります。

「清潔好きである」:日本ほとんどの道路にはゴミがなく東京でも夜出たゴミも朝には片付けられているというのは、外国の人からみると驚きらしいです。

「季節の移り変わりを楽しむ」:日本人は四季折々にいろんな行事を行い、三大○○○という名称をつけ催しを創り、美を表現し楽しんでいる。お花見・夏まつり・紅葉狩り・雪まつり、などを上げました。

「伝統文化と技術を大切にする」: 日本人の職人気質は素晴らしく、特に木曽の木工家に教わった“不器用の一応”という考えに共感したといいます。完璧になるまで頑張る姿が素晴らしいとのことです。

「恥を知る」ことを強調する。: “生き恥をさらすなら死を学ぶ”という武士道精神をしっかり理解し、恥の文化の素晴らしさを語りました。日本人以上に本来の日本精神を理解しています。

「思いやりがある」:教養が高く、災害の避難所の例をあげ、ほとんどの人が周りのことを配慮し8時になると静かになる。共有電話で長電話しない。外国人は8時過ぎても騒ぎ、電話は長々話しをし、人の迷惑を考えない人が多い。

その他沢山の日本人の良い点を沢山挙げて、これからも多文化と共生することを考え、お互いに良いところを受け入れて理解しあいましょうというお話をして下さいました。
実に礼儀正しく謙虚で美人なイーノン・チェンさんの的を得たお話に感動しました。
素晴らしい講演をありがとうございました。
これからは通訳として活動したいと言っていましたが、聡明な彼女にはピッタリな仕事ではないかと思いました。
今後のご活躍を期待しています。

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